June 24, 2013
数少ない経験論かもしれないが、自分が会社を辞める時、もしくは周りや部下が会社を辞める時の経験を踏まえて思うのが、転職を決めて会社を辞めるまでの期間はどれぐらい必要か?!という話なのだが、
相当、際立った事情がない限り、1.5ヶ月以内にカタがつかない会社は、誰かが何かを甘えていると考えることが可能だと思う。
だいたい退職については、1ヶ月前までには連絡をするのが通常だと思うが、会社側と調整がつけば別に一週間でも明日からでも辞めることはできる。さすがに明日でも良いよ、というのは、さっぱりしすぎた関係性だとは思うが不可能ではない。
それに対して「なんとなく三ヶ月」みたいな期間を設けても、大抵、引き継ぎが始まるのは良くて一ヶ月前。たいてい、最後の1週間とか2週間で引き継ぎをするのが多くのケースではないだろうか。ということは、その前の期間は何も起きない可能性が高い。
もちろん、今やってるプロジェクトのカタをつけてから辞めてねというのはごくごく自然な引き止め理由だ。しかし、それ以外に、代わりになる人材がいないという理由で引き伸ばされることはある。しかしこれは会社側の都合であって、そもそも代替できる体制が用意されないというマネジメントの問題で、辞めたくなってたりするケースが多いわけだから、そこに付き合うのは程々で良いと思う。
もし、あなたが明日交通事故で死んでしまったら、多分、本気で最短でどうにかするハズだ。そこでどうにもならない状況を作るのは、会社としてダメなことなので、本気になれば引き継ぎは絶対にできる。要するにそれをするだけのコストは負担したくないし、極論で言うと面倒くさいという部分が絶対にある。
と言っても、不満を表に出して、立つ鳥跡を濁す必要は全くなくて、あなたの人生は限られているのだから、そのことをしっかり伝えた上で、できるだけ有利な条件で折り合うラインをつけることが大切なんだと思う。というのもスムーズに転職をする場合、相手が求めている時間間隔で言うと、3ヶ月はちと長い。
もちろんそれぐらい我慢してくれないところに転職するのは危険なのかもしれないが、その時期に存在する採用計画のことを考えると、内定後2ヶ月ぐらいがベストではないだろうか。どっちに合わせるか?!と言えば、新しい職場に合わせたほうが幾分幸せな感がある。
以下の記事を見て、ふとそんなことを思い出した。
まぁ僕も有給は大体MAXレベルで残っているタイプだったので、有給には何のこだわりもないのだが、ただ、それは健康でそんなに有給が必要じゃなかったからなだけで、別に有給が取れなくて困っているというスタンスではなかった。そもそも何かあった時のセーフティネットなのに、ほいほい旅行で全部、使うのもどうかなと思うし、有給とは、単純に給与が保証された状態で休む権利があるだけだと思ってる。休む権利は、別に有給があろうがなかろうが、いつ何時でもある。有給がなければ、ただ給料が減るだけのことだと思う。まぁ有給消化で定量的に評価が下がったら問題になるが、欠勤で評価が下がる理由にはなるかもしれないので、違うっちゃ違うんだろうけど。ただ休みすぎると、確かに心象が良くないのはそんなに変わらないので、その辺は理解した上で。
でも全く逆のことを言うかもしれないけど、よく、ブラックの話とかでもそうだけど、「そうは言っても会社が辞められないんだよ」と言う人もいるが、実際そんなことはなくて、もしそんなことを言われたとしたら、それは騙されてるだけなので、そういう境遇であることの問題点に気がつくべき。
ブラックであろうがブラックでなかろうが、社員の人たちが「頑張ってやってしまってるが故にうまくいく」という状況はあって、それは間違いなく美徳なんだけど、イケハヤ氏とかに言わせると、それは社畜なんだよと言うことなんだろうし、そこはあくまでも考え方の問題なんだけど、この「考え方」ってのが、空気を読む日本人にとっては、自己の制約にも繋がって無駄なストレスを感じていることもあって、最終的に幸せになるのも、そうならないか?!ってのも考え方一つなんだと思う。
・・・と言っても人間変えられないのが、その「考え方」なんだけどね。だから頭良いのに、不幸体質な人っているよね。それに対して、幸せな国、ブータンの人って、実はすんごい自分勝手な国民性だという話もあるようだし。
って、何の話かわからなくなってきたけど、あなた達を雇っている経営者の方々も、ものの考え方は素晴らしく自分勝手ですので、だからこそやっていけてるんだと言うことを、是非、学んだ上に、せめて自分の人生の部分については、負けないようにしましょう。