November 08, 2012
…と言っても、まずはコストの受け皿ですけどね。
2010年1月に作った想創社は初月から黒字でしたので苦労知らずのまま育っていった会社でした。その分、そのポテンシャルのまま、しっかり実に出来たかなぁと思うと、わからないのですが、今となっては、よかったですね、と言うしか無いわけですが、いずれにせよ、とても恵まれていた環境でした。
前回の想創社は、そのままマインドスコープに合併、社名変更を行い、その後、jig.jp社にモバツイと一緒にバイアウトしましたので、今回は、最初の想創社名で新規に登記をさせてもらいました。
家入さんのツイートでご存知のかたもいらっしゃると思いますが、僕が勝手に同志だと思っていた方が、お亡くなりになりました。僕は彼とはリアルでは長い時間をご一緒していたわけじゃないけど、オンラインで彼に「いいね」をつけてもらうのがすごく嬉しく、多分、彼のモノの見方や、真っ直ぐな考え方が好きだったんだと思います。オンラインという見えない関係でも、つながっているのがすごく嬉しかったです。それに、awabarとかでバッタリ会うと、ネットの文脈のままを、リアルでもそのまま継続して自然に話に入っていたのが印象的でした。あ、ネットが好きなんだなぁって。
そして何より自分と似た境遇の中での次なるチャレンジをしている状況だと思っていたので、アウトプットを待っていました。しかし残念ながら永遠にアウトプットを見ることはできなくなってしまいました。
そこでシンクロしていたものは、勝手に僕が思っている部分を彼にも重ねあわせていただけかもしれないけれど、その部分についてはFacebookにもTwitterにも、もちろんブログにも書いたことはありません。
だから、今だけ少しだけ書かせてくださいね。
正直言って、前回が恵まれていたせいもあり、余計に、物凄いプレッシャーを感じています。この数カ月は、何をどうしたら良いのやら、と考えながら、技術の勉強を並行してやっていました。
僕は社長じゃなきゃダメとか、そういうことは思ってないし、会社員でも全然やっていけると思っているので、ただ単に世の中を変えられるところ、面白いことができる場所であれば、自分自身はどこでも誰とでもうまくやっていける自信はあります。だからプレッシャーの中で、余計に心は揺れます。サイヤ人型の社長と比べて、狩りに行けるかというと、その限りでもない。
でも、その決断の時期はまだ今じゃない。
前の成功要因は、ツイッターが大きくなったという、文字通り市場環境の変化によるものが非常に大きいのです。自分がモバツイを作っていたという部分はもちろん沢山の方にご評価頂いていることから、自信につながっているのですが、とはいえ、再現性のないラッキーな状況だったことは否めません。
自分のやることに保険をかけても仕方ないけど、もしかしたら、他人の評価として、モバツイの実績を台無しにしてしまうかもしれないし、そもそも現実に何の価値も生み出せないかもしれない。そんな中で年齢だけ重ねてしまうことに関しては、やっぱり現実を考えちゃいますよね。
しかし、何かがまだ納得できてないし、非常に非常に漠然としたやりたいことに、中二病のように立ち向かっているのが現状というわけです。理性的に考えると、結構困難な選択をしていると思います。
そういった状況の中、自分を奮いたたせるために、まずは会社というハコを作りました。
僕の目標は、より多くの人がインターネットを活用することで、少しでも人生が豊かになるサービスやアプリケーションを提供することです。
自分の過去の成功パターンを考えても、そんな急には、お金が儲からない可能性が高いので、徹底的に低コストで進めます。だから、この会社は、しばらくコストの受け皿になります。今はまだ会社を作ったという事実だけなので、お花等は遠慮させていただきます。
笑っちゃうことに、今はサーバサイドもクライアントサイドも一人でコードを書いてます。この非効率さは、さすがにちと違うんじゃないかとも思いつつ、キャッシュフローが生まれるか、もしくは、それに繋がる自信を持って、仲間を増やし、ちゃんとした事務所を用意できたら、是非お花でも送っていただき、少し褒めていただけるとありがたいです。まずはそこを目指します。
こんなこと恥ずかしくて書くもんじゃないと思いますが、自分勝手に学んだのは、こういうのを隠さないほうが良いのかなって部分。
ということで、現時点で思っていることの足あとを、ここに記してきます。
よかったら想創社サイトで、いいねをしていただけるとありがたいです。
(co.jpドメインに切り替えたら、いいねってなくなるのか?!。。。)