September 24, 2012
地図体験はスマホのキラーアプリなので、Googleにスマホ体験の心臓部を握られているとすれば、対Androidを考えればこそ、いずれアキレス腱になる。だから、iPhoneが好調なうちに自社で地図サービスを開発し、Googleに足下すくわれないように準備する。
というのはセオリーとしてイメージしてたが、進化してるAndroidの地図を見せてもらって余計に思った。
Android mapsの主要デパートのフロア地図が出るとかもう凄すぎる。iPhoneしか使ってないので知らなかった。Place Engineの技術を使うなどして、地下鉄駅の中マップ&ローカルナビも出て欲しいですね。
iOS6の地図は、BingやY!地図みたいにいきなり良いものが出てこなかったのは残念すぎるが、とりあえず、Webアプリから地図アプリを起動する起動スキームの変更は、各社様対応お願いいたします。google mapsのURLのままだとgoogle mapsのWebが表示されるように変更になったので、ナビがやりずらい。
食べログから店探して、地図アプリに座標を張ってナビするのが面倒くさすぎます。
地図アプリのキラー機能が、徒歩や車のナビゲーションにあるとするならば、地図上のスポット情報は、要するに「案内板」としての役割なので、実はそんなに重要じゃないのかも。
羽田空港が大王製紙って表示されてても、「羽田空港」って検索すればちゃんと場所は出てくるので、それに従って、道に迷わず目的地に到達するということが一番大事なので、地図自体の視認性が重要。
そこについては、今回インクリメントP社の地図なのか自社製の地図なのかわかりませんが、道路の地図自体は非常に見やすいので、いいんじゃないかなぁ。アホな地名とか出てくるのがツッコミ所ですが、「アプリで店検索」->「座標情報を地図に取り込んでナビ」というユースケースでは、あんまり影響なさそう。
もちろん今のままで良いわけじゃないよ。日本測地系と世界測地系勘違いしてね?!とか、情報に対する信頼性が地に落ちたのが一番の問題なわけなので。
地図上で二本指でスワイプ?すると地図が回転するのは良いですね。Android mapsにも搭載されてる機能のようですが、iPhoneを回して方向感覚を調べてる人には朗報w
あと、iOS5までの最近のGoogle mapsアプリ、アプリ上で情報検索すると何気に地図上のスポット広告が先に出てきませんか?!あれは勘違いするだろ、と思ってました。あんまりよくわかってないけど、これウザいなーと思ってたのは事実。
ライセンスの話もちらっと見ましたが、僕らには見えてない、いろいろな事情が裏にありそうな気がします。
そんなのだからなんだって話ですが、クラウドサービスですから、どんどん進化して欲しいですね。(とりあえず大王製紙直そうよ)
#と考えればAmazonが地図サービスを出してくるのは理解できますね。