July 18, 2012
MacBook Airは別名持ち歩くiPhoneの充電器とも言われています。
前々から、WindowsマシンとMacとで、それぞれ繋いだ場合に充電のパフォーマンスが違っていたり、MacBook AirではiPadの充電ができるのに、他のマシンではできないし、更に言うとGalaxyTabは、MacでもWindowsでもUSB給電では何故充電できないのか?!というあたりを、ちょっと整理してみました。
1.イマドキのMacのUSBポートは、iPadとiPhone等のアップル製品が繋がると特別扱いをしていて、こいつらだけ大きな電流を流すことができるらしい!
iPadにはフルフルの電力を与えることができるわけではないので充電が遅いのですが、iPhoneには十分なパワーを提供できます。
アップル製品以外のデバイスには、規格にあった普通の電流を供給するそうです(0.5Aまで)。
ちなみに、MacBookProのようなUSBポートが3つついてるMacまたは、USB3.0であれば、0.9Aまで出せるんだそうで。地味なところに差があるもんですなぁ。
2.バッテリーが完全に切れてるiPad,iPhoneをMacで充電するのはキツい?!
電気切れてる状態だと機種がわからないので特別扱いできないから(だと思う)。
低い電力で充電して、デバイスが認識されるまで待ちましょう。ブーストが効くのは多分その後からと思われます。
3.iPhoneとiPadを同時に接続する時のTips
どうやら最初にMacに接続した方に大きな電流を流すことができ、後から繋いだ方は普通のUSBデバイスと同じ扱いをするそうです。
両方電力が無いならiPadを先に繋いだ方が有利ですが、どちらか一方が困っているなら、困っているデバイスを先に繋いであげましょう。
4.iPadの場合、一番良いのは付属のACアダプタで充電すること。USBポートに繋ぐ場合はMacじゃないと充電できない。
iPadを最適に充電するには2A級のパワーが必要で、私の手持ちの充電器で2Aの電流が流せるものは、iPad標準とGalaxy Tabの充電器ぐらいでした。
USB接続でも、Macでなら遅いながらもブーストして充電してくれますが、WindowsマシンではiPadに必要な電力を送りません。素直にACアダプタで充電しましょう。
5.普通のWindowsPCのUSBポートだとiPadだと電気足りない。iPhoneもちょっと電気足りない。
普通のPCでは、iPadは充電不可能
iPhoneだと充電時間が長いですが使えるということになります。
つまりWindows PCよりMacで繋いだ方がiPhoneの充電は快適ということになります。
この辺ってWindows PCはどうしてるんでしょうかね。例えばVAIOとXperiaを繋いだ時とか。
その他わかったこと:
6.Galaxy Tabを充電するには専用充電器かiPadの充電器じゃないと無理。
iPhoneの充電器でも充電できますが、iPadや専用充電器の半分の力しかないので充電遅いです。
iPhoneや他のAndroidスマホの充電器だと、ちと遅い(フル充電に一日ぐらいかかる。切れるのはすぐなのにね:-p)
薄々勘づいておりましたがWindows PCやMacからはGalaxy Tabは充電不可ですw
余談ですが、最近評判のGalaxy Noteは、iPhone標準のACアダプタと同等のレベル(1A)だそうです。
7.MacBook Proは、そもそも流せる電力多いとか、ポートの場所によってスピードが違うとかいろいろあるらしい。
そういう地味な差異がMacBook Proの魅力なのよね。Pro製品ですから。
未確認ながらMacBook Airでも右のUSBと左のUSBでは扱いが変わるという話もありますね。右左は、それぞれ差してみて確認してみるのが良いと思います。
細かい話で恐縮ですが、知っておくと出先で困った時に役に立つと思いますが、とりあえずまとめると、
1.iPad,iPhoneを旅に持って行くならMacBook Airがあると便利
iPadのACアダプタも持って行けば無敵です。
2.それ以外のノートPCは時間でカバーしましょ。
3.Galaxy Tabは潰しが効かない。
ということでしょうかね。