May 09, 2011
モバツイには、商品を探して商品のリンクと共に感想をポストする「モバツイストア」という機能があります。ツイートとしてpostできるので、ツイートにあるURLをクリックしたフォロワーさんが商品を購入することができます。
URLのクリックとその後のコンバージョンの確認のためにアフィリエイトリンクが入っておりまして、5月末までのアフィリエイト成果を東日本大震災の被災者の方々へ寄付いたします。
あなたのツイートが義援金になる。モバツイストアの収益を東日本大震災の義援金として全額寄付
(モバツイは、PCブラウザからでもiPhoneなどのスマホからでもPSPなどからでも、多くのブラウザからアクセスできます。⇒ http://www.movatwi.jp )
ただし、寄付目的のアフィリエイトはアマゾンのアソシエイト利用規約に反してしまうので、アマゾンさんにコンタクトを取り、震災への取り組みに対して、期間限定の特別措置としてOKをいただいております。なので継続的な仕組みにはできないという現状があります。
寄付先は、日本赤十字社の予定ですが、CMを見て、あしなが育英会に寄付することも考えています。(とはいえ、まだまだ微々たる金額ではございますが)
本機能、別にこれで儲けようと考えてない中、ECのサービス出身者の夢としても、素敵な活用方法をずっと考えていたのですが、こういう状況ですので、とりあえず義援金として寄付することになった、というのが現状と言えます。
アフィリエイトであれば、ユーザーさんに成果を還元するのが一番わかりやすい活用法なのですが、ソーシャルメディア、、、まして140文字のツイッターを、blogのようにアフィリエイトの踏み台になってしまうことは考えていません。
だから単純には還元できないのです。
ただ、嫌儲層が考えてるよりも、もうちょっとハッピーなことができないかと考え続けて、漠然とやってみたいと思ってることもありつつも、もっと素敵なことはないものかと考えております。
とりあえずアフィリエイトについて一言、言っておくと、アフィリエイトの収益はアマゾンの営業コストなので、誰ももらわなければアマゾンが儲かるだけなのですよね。しかもアマゾンのコスト競争力は日本のネットショップではトップだと思いますので、彼らがその分を商品の値引きにしたところで、結局、アマゾンの売り上げが増えて、他のお店が苦境に陥ると言う現実があるでしょう。
ただ、それを紹介者が一方的にもらうのは多くの日本人には馴染まない、それだけのコンテンツをgiveをしている書評ブロガーならともかく、ましてソーシャルメディアであるツイッターのつぶやきレベルでそれをやっても使われないでしょう。かと言って、システム側がもらっても、この機能を実装したことによる広がりが得られないことになるので意味がない。
そもそもアフィリエイト収益ってのは手数料規模のビジネスなので、決済サービスや銀行のように全ての取引に手数料を伴うことを前提としているサービスならともかく、サブ的に存在しているものである限り、企業の収益モデルとしては、決して主力にできるものではないです。(2ちゃんまとめとか、ニコ動規模のエッジと数があれば金額的には大きいのかもしれませんが、株主はほめてくれないでしょう。)
別にアマゾンにこだわってるわけではなく、楽天さんもすぐ実装できる段階にあるし、当然、ペパボに打診して、個人に近い手作り商品にフォーカスすることもできると思うのですが、肝心のユーザーのハッピネスの部分をもうちょっと作っていかないことには、という状況。
ということなので、ハッピーな仕組みが考えられる人がいたら是非、お話させてください。って言っても誰も来ないだろうけど、なんかミラクルな発想が降りてこないかなと、まぁ考えてますので、ずっと頭の中で悶々としている事象を一つアウトプットしてみます。