September 19, 2010
User Streamに対応したクライアントが増えた場合の以下、ネガティブ発想。
→ フォロワーが増えてくると、ひたすらログが流れて追えない
→ 1つぶやきあたりの価値が減る(見られない)
→ コミュニケーションが余計疎遠になる。
→ どうせ見られないのなら、と、沢山の人にRTされてるつぶやきだけ見る人や、フィルターで自分の好きな情報だけ見る人が増える。もしくはフォローを厳選する。
→ twitterのWeb化が起こる(そして断絶へ)
→ もしくは友達だけに閉じてSNS化へ。
→ もしくは有益な情報だけを提供してくれる人をフォローするRSSリーダー化へ。
おすすめOPMLのように、フォローインポートリストが提供されたら末期かもしれません。
昔、2003年の頃にblogを始めた時に、情報が爆発していくのが見えていたので、このblogのネタ方向性および僕の実力では、mybloglistとか、そういうblog集約系サービスに載らないとアクセスが増えない、と思って頑張った記憶があります。
もしかしたら、今、自分がタイムラインを見ているのは「90年代のネットサーフィンの時代」なのかもしれません。
自分の好きな情報だけを取捨選択することの問題点は、自分の常識から外れた面白い情報に出合う機会が減ってしまう事です。フィルタリングキーワード、検索キーワードの選択は、ITリテラシーと、自己の知識、常識に大きく依存してしまうからです。
その結果ランキング系サイトが流行るわけですが、それも一つの流れですね。
ふと全員をフォローして、タイムラインがどうなるのか?というのを調べてみたくなったのですが、フォロワーが10万人以上いると、それはそれで難しいものですね。
ページングで表示されていた、つぶやきの羅列は、まさに「今を切り取ったもの」だったのですが、これが過去に戻ることでの「○○疲れ」になってしまうのと同じく、自動で「今」を追従してしまうのは、結果として、ユーザー視点では同期性を失い、こちらはこちらで情報疲れになる結果になりそうな気がするのは「考えすぎ」で終わって欲しいところ。
「昨日の新聞は価値がない」じゃないですが、リアルタイム性を失うと価値を失う情報が電光掲示板でぐるぐる流れてくるなら良いんですけどね。あまりにも概念を俯瞰しすぎていて、ユーザーレベルだと違和感が。
、、、というかここ、クライアント作者はUIの考えどころ。User StreamにはUser Streamなりの面白いところがあるハズで。携帯Webベースだと参加できないのが悲しい。
先日ツイッターのイベントで、twitter is a real-time information network.というキーワードが出ていましたが、それなら検索エンジンの検索ストリームでも見ていたほうが有益のような気もするわけで、twitterはSNSではない、というポジショントークには違和感があります。
打開策として、相互フォローに注目していたりします。
ていうか、2007年の頃のツイッターって、「ツイッターをやっている」というだけで同胞扱いした相互フォローだったじゃん、僕ら、と思うわけでして。個別の人間関係が悪化してブロックしたりサブアカ取り始める前の原始時代の話ですけどね。でも、プロセスを無視して結果だけを押しつけるのはイクナイわけで。