DoCoMoのN-08Bのレビュー。３回目である。
しかしこの機種には型番以外の名前をつけられなかったのだろうか。それこそ「モバイルギア」とか。特徴ある機種なのに、N-08Bというネーミングは地味すぎる。

今回は、アクセスポイントモードのレビューである。

アクセスポイントモードとは、N-08Bに内蔵されているWifi機能を通じて、iPadやパソコンからもインターネットに接続できる機能だ。

iPhoneのデザリングモードが、機能が実装されているのに国内では使えないが、その機能である。

専用の機種では、e-mobileのPocket wifiが有名だ。

Pocket wifiは、小さなハードでお手軽なのは良いが、ボタンの触り心地や反応が良くなく、頻繁に使う機器にしては、あまり快適ではない。

N-08Bはその辺の使い勝手が良い。

そもそもわざわざアクセスポイントモードでアクセスすると言うのは、iPad 3Gなどと比べて手間がかかるものなので、１秒でも早くネットに繋がることは重要だ。

N-08Bの場合は、持ち前のバッテリーの持ちから、蓋を開けてアクセスポイントモードを選択することで接続設定が完了する。

本体が相応に大きい機種なので、好き嫌いもあるかもしれないが、個人的なこちらの方が好みである。

先日、関東地方の北の方に行ってきたのだが、そこではPocket Wifiは繋がらなかった。

iPhone、auの携帯もかなり微妙な場所だったが、さすがDoCoMoだけあって、N-08Bは普通に繋がった。地方のDoCoMo神話というのは間違ってない。おかげで、快適にPCインターネットを楽しむことができた。

やはり、この機種のメリットはここなんだろう。

ただ、7.2Mbpsで接続できるISPとしてMoperaに接続すると、パケット代が月１万円ほどかかってしまうのがネックである。実効速度が7.2Mbpsも出ないという理由で、128kbpsで接続できるMopera Uでも問題ないという話もあるが、iPadの地図の画面は明らかに遅かったので、あまり、速度面をケチケチしたくないところで、ドコモさんにはもう一声頑張って欲しいところではある。

DoCoMo　N-08Bレビュー
１．ハードウエア編
２．N-08Bでモバツイを楽しもう！（i-modeブラウザ）
３．アクセスポイントモードで、iPad wifiをネットにつなげよう！←イマココ
４．みんなで使える電話機能、テレビ電話機能
５．未定・・・使い方に関する総括、か、テキストエディタ周りのことを書くかも。