September 02, 2010
前回のレポートから時間が空いてしまいました。会社の社名変更とかドタバタしております。
その間、N-08Bで確認したかったことは「待ち受けのパフォーマンス」・・・つまり、「かばんに入れっぱなしでどれぐらいの期間、使えるのか?」ということでした。
この機種は、全く電話をしませんという人を除くと、二台目に持ち歩く機種ではないかと思います。この二台目というのは、当然、生活においてのプライオリティも低いし、スイッチを入れる頻度も下がるので一台目に比べてケアがしにくくなります。
そんな状態で、一晩バッテリーを充電し忘れるだけで、次の日のバッテリーが窮地に陥るようなスマートホンだと、いくら機能が良くても、現実的には使いものになりません。僕はA型ですが、よくネットで見かける真性A型タイプの人と比べて明らかにマメな人間ではありませんので、何度も窮地に陥ってきました。
モバイルは、「いつでもどこでも使えてナンボ」なので、パット見の綺麗さや心惹かれる高度過ぎる機能が必ずしも正義ではありません。
結果として、N-08Bは、「使わない時のバッテリーの持ち」が秀逸でした。1週間かばんに入れっぱなしでも週明けに使えました。
また使うのが終わったら蓋を閉じるだけで待ち受けになってくれ、使いたいときは蓋を開ければすぐ使えます。
何にどう使っているか?というと、当然ですが
「モバツイ専用機」
として、です。
普段の携帯はauなのですが、どうも今の機種はアンテナ表示が立っていても、サーバに繋がりにくことが多いのですが、ドコモ回線だとあっさり繋がるという経験がありました。auで繋がりが悪い時には、さくっとN-08Bの蓋を開ければすぐにモバツイに繋がります。i-modeブラウザは起動しっぱなしです。
使うのが終わったら蓋を閉じて終了です。この使い勝手のサクサク感は、高機能で重要過ぎる仕事情報にアクセスできるが故にキーロックな必須なスマートホンではできません。
(N-08BにもPCメールにPOPアクセスできるメーラーやプライベート用途のメモ帳もありますが。この辺は使い方ですね)
モバツイはブラウザアプリですから、無駄に電気を消耗することもありません。
必要な時に必要なだけ通信する仕組みですので、長く使うことができます。
なお、この機種でモバツイを使う時に知っておいてほしいのは、アクセスキーです。
キーボードの「0」を押せば、すぐに最新ログが表示されます。
「6」は次のページのツイートを表示。「4」は前のページのツイートを表示します。
キーボードの「PageUp」,「PageDn」で画面スクロールです。
つぶやきを書きたくなったら「8」で先頭に戻ります。
フッタリンクにあるフレンド検索やツイートの検索をしたければ「9」を押しましょう。ツイッターと連携した「メロメロパーク for モバツイ」ができるモバツイランドもここからアクセスできます。
・・・もうそれ以上は、ショートカットを覚えられないので後はカーソルキーで移動して、Enterキーでクリックしましょう。
基本は日常使うものがヘッダメニュー(8)で、より活用するための機能がフッタ(9)です。
モバツイの操作に、トラックポイントは使いません。それが一番使いやすいと思います。
僕にとっては、昔のF-1のフォードV8のベネトンみたいにコンパクトかつ省エネなパッケージで、高性能なV10のホンダやフェラーリを追いこむような印象です。既にモバイルの用途が定まっていて、本機種が用途にジャストフィットであれば、バッテリーの持ちや、キーボード、画面の見やすさなどによって、便利な体験ができるのではないかと思います。
繰り返しますがモバイルデバイスはバッテリーが持ってナンボ、使いたい時にネットにつながってナンボだと思います。
成熟したモバイル社会には、ここが最大の評価軸になる時代になると思っています。いわゆる日本のフィーチャーフォンと言うのは、そもそもの携帯プラットフォームが省エネかつ高性能なので、小さな端末に詰め込み過ぎた使い勝手を改善するだけで、結果的に最先端になる、ということなのかもしれません。…あとは時代のタイミングとの間で、どう評価されるか、でしょうけどね。
(最近、iPhoneからガラケー回帰の声も聞こえます。サイズ感と言うかニーズを最適化したら使い勝手含めて携帯が一番フィットした、ということなんだと思います。)
DoCoMo N-08Bレビュー
1.ハードウエア編
2.N-08Bでモバツイを楽しもう!(i-modeブラウザ)←イマココ
3.アクセスポイントモードで、iPad wifiをネットにつなげよう!
4.みんなで使える電話機能、テレビ電話機能
5.未定・・・使い方に関する総括、か、テキストエディタ周りのことを書くかも。