February 08, 2010
というのは、あくまでも偶然ですが、twitterで成功例と言われる企業さんの一つの分類ではないかと思っています。
会社としてネガティブな事態になっていたからこそ、何か新しいことにチャレンジしなきゃ!という担当者の方の気持ちがあって、ツイッターのコミュニティに受け入れられ、結果的にタイトルのような状況になっているのではないか?、という仮説です。
さらに言うと、ツイッターで失敗したらと言って、ブランド価値が大きく毀損することもなければ、もう挽回できないわけでもありません。しかし、ないがしろにしてはいけません。そこに人がいる以上、真正面から向き合ってほしいと思っています。
結構、企業やメディアなどの「権威」に対しては、権威の大きさに応じて、厳しいことを言う人もいらっしゃいますが、基本原則は、2ちゃんねるもそうなんですが、基本的には、
「話せばわかってもらえる」
と僕は信じています。
これは、僕が大学時代、毎日お世話になっていたパソコン通信ネットの管理者の方がずっと言っておられた言葉です。
僕はそういう考え方がとても好きでした。
企業が消費者に近いユーザーとネットで対話するのは怖いと思う人も多くいらっしゃることでしょう。僕もネットサービスの運営者として、その気持ちはとてもよくわかります。
しかし、ツイッターは、企業のような「多くの人に知られている立場」でも、ネットで適切に「会話」をすることができます。
忙しい政治家やタレントでも参加できるのは、ツイッターの140文字であったり、相手の情報を見なくても、リプライ主体でコミュニケーションができるという、適切な量に情報が絞り込まれていること、にあります。
あなたが必要になれば、すぐにつぶやきを検索することもできます。
論理的な意味でも、都合が良い環境があるということです。
だからこそ、今、チャレンジしがいもありますし、もしかしたら「失敗するなら今のうち」なのかもしれません。
結局のところ、
「140文字で表現できないことは、あなたの身には起きない」
というのがツイッターのポイントです。
インスパイア元:
UCCのTwitterマーケティング炎上事例に見る、マスマーケティングとソーシャルメディアマーケティングの境界線