August 12, 2009
auのiidaシリーズ 第二弾 デザイナーズケータイの「misora」を白ロムで買ってみました。
今回購入したのは、ぐぐるとすぐに見つかるエイヤーさん
【未使用品】au misora(KYX02) 白ロム携帯! 15,800円
15,800円って安いですよね。misoraをauショップで機種変で購入すると、27,000円ぐらいなので4割引ぐらいでしょうかね。
でもそれ以上に店頭が面倒臭いのは、イマドキって割賦前提だし、プランがややこしくなっていて、とにかく2年しばりありきで話が進むのが嫌なんですよ。
iPhoneは、24回払いで2年連続買ってたりするんですが、iPhoneは僕にとっては「小さなMac」なので、まぁ仕方ないというか、あれだけの使い勝手のモバイルPCなんで1年単位の買い換えは全然アリなんですが、それだけに同じようなしばりを携帯でも食らうのは嫌なんです。
というか、ちょっとモバツイで起きている性能問題の理由でドコモに移行しようかなと思ってるので、au最後の評価のつもりで買ったので、とてもじゃないけど2年しばりは付き合えない。
こういう問題を解決するために、最近、話題なのが「白ロム」
白ロムは最初ネットショップから出てきて、最近は秋葉原でも取り扱いが始まったという買い方です。
白ロムってのは要するに中古携帯です。でも中古の中にも何故か未使用品のものがあって、今回は未使用品の新古品を買った次第。
モノが届いてみると保証書に千葉のお店の印鑑が押してありました。一ヶ月ほど前にどこかで購入されたものが新品のまま流れてきたようです。新古品なんてのは自動車では珍しいものではありません。ディーラーがノルマを果たすために新車登録して、そのまま系列の中古店で売るわけです。
携帯の場合は、そういう流れが存在しないので複数の業者を巡ります。出所は、倒産在庫品か、ノルマを満たすために流れたものでしょうか。
それが故に保証面などでは多少断絶があります。不良品など問題が起きたときにはちょっとリスクがあるかもしれません。
今回、何故misoraにしたかというと、前回購入したものがW54Tという「全部入りハイスペックケータイ」だったのですが、音楽機能とか一切いらないし、GPSも緯度経度がわかれば十分なのと、なにより高度なアプリはiPhoneで十分なのでシンプルなのが欲しかったんですね。
W54Tはボタンが重いし。特にiPhoneに慣れると強烈に重い感じ。何せiPhoneはタッチパネルですからね。
携帯としては、以前使っていたW32Tが使い勝手として理想だったのですが、さすがに古すぎてSIM方式じゃないし、何より、お財布ケータイが使えない時代なので、残念ながら諦め。
と言っても巷のシンプル携帯は、いろんな機能もデザインも今ひとつで、お金を出す決め手がなかったところに、このmisoraのデザイナーズケータイたるデザイン性が一押しになりました。
iPhoneとの2個持ち携帯は、「電話、メール、Cメールとモバツイとおサイフケータイ」が動けば十分なので、その辺にフォーカスしているmisoraはぴったりでした。
iPhoneとケータイの使い分けは、
「iPhoneは、傷つかないようにケースに入れて大事に扱うパソコン。ケータイはGパンのポケットに入れて使う道具」
だと思っています。
購入した白ロムを使う方法ですが、auの場合はSIMロックがかかっているので、auショップに本体を持ち込んでSIMカードを入れ替えてもらいます。
店員さんには微妙に嫌な顔をされました。中古なので、保証は中古を購入した段階から始まってるんだよというあたりと、Felicaなどのプリインストールアプリは初期化で消えてるから、自分でダウンロードしてねとか、彼ら自身を守る部分での白ロムの注意点は聞かされました。
ですが、たかだかSIMの入れ替えと設定変更だけに手数料が2100円かかるので別にどおってことない話です。商売として受け付けているものなので、嫌な顔されても堂々とやってもらいましょう。かつて使っていた使い古しの携帯と同じです。
(ただ、本体の割賦の残額は支払い済みなのかな。もしかしたら、そこはリスクなのかな。iPhoneの場合、友達に端末を上げたりする場合、元のオーナーの割賦の残額支払いが滞った場合は、iPhoneの利用が停止するそうですが、それと同じ理屈があるなら、本体の割賦が残っているのはマズイ。)
ただ一点注意点。お財布ケータイやアドレス帳の設定は、白ロムの顧客がauショップで邪険に扱われている以上何も情報のサポートもないと思った方が良いです。というか意図的かは知りませんが、Felicaの移行の話やアドレス帳について何も言われませんでした。いかにも自分とこのお客さんじゃないと言ったところでしょうか。半分正しくて半分間違ってますね。
アドレス帳やブックマークは赤外線通信で直接送れますが、お財布ケータイは移行し忘れるとかなり面倒臭いらしいので、自分で事前に登録情報を退避しておくのを忘れないようにしましょう。ちなみにSIMカードを抜くとアプリは起動しなくなりますので、Felicaアプリは使えなくなります。ブラウザや電話帳は大丈夫です。
Suica, edy , nanacoなど個別の会社毎に機種変更のためにデータの退避が必要です。
Suicaは、オンラインで処理できて、機種変処理は無料。メールアドレスとパスワードで登録情報が復帰できました。長らくソフトウエアアップデートをスルーし続けてきたので、乗車駅と降車駅の履歴が見られるようになってるとわ。
nanacoは、オンラインで処理して、移行コードが発行されます。無料です。ですが、nanacoは本体でチャージするために、アイワイカードが必要なので面倒くさいので使っていません。
edyは、なんと機種変処理のために有償で105円かかると言われて、残額不足で処理ができなかったので、アカウントを捨てました。どっちにしろ使ってなかったのと残額70円しかなかったので泣く泣く諦め。
さて、misoraですが、さすがにエントリー機種だけあって画面が比較的小さく、文字が大きいなど、モバツイもW54Tとは違った見え方です。W54Tというのは画面が縦800pxあるなど特殊なリッチ携帯だったので、それで動作検証されていたモバツイも結構、浮世離れしていた設計になっている感は否めません。
misoraの中身は「普通の携帯」なわけですから、今までのW54Tが異常だったと考えるのが妥当でそう考えるとまっとうな検証機種を手に入れたと考えています。
さっそくモバツイの文字フォントが大きすぎると思ったので、モバツイに文字サイズ変更機能、をつけました。
文字サイズ変更機能と、re,RT時にau入力消える対策 | MovaTwitter開発者blog
また、twitterアイコンなどの画像読み込みが終了する前に、テキストフォームに入力を始めると、入力確定時に入力内容が消えているというau携帯共通のバグは、misoraも残っていたので、諦めて多少対策しています。また通常のタイムラインページでは起きる問題なので、抜本的には入力専用画面を別途設けるってのが正しいのかもなぁ。
ドコモで今停止してしまってるJavaScript対応がまともにリリースされたら、数年ぶりにメイン携帯をDoCoMoに戻そうかとも思っているので、そこまでの繋ぎとして考えています。
おまけとして、misoraで撮った空の写真を貼っておきます。
一番大事なのはご飯が美味しそうに取れるか?なんだけどね。そのあたりは、今後、ツイッターで!