August 04, 2009
普段、家でMacBook Proを使っているんですが、あくまで個人的にMacって、Webを見るとか、プログラムを書くとかは良いんですけど、Wordで書くとかパワーポイントを使うとかには向いてないなと最近思い始めました。
そもそも今はWindowsをParallelsで動かしてるんですがパフォーマンス良くないし、何やらCtrlキーがロックされてわけわからないことになったり、そもそもMacBook Pro 4GBでさえメモリを使い果たしたり、なんとなくトラックパッドがWindowsにはもさったい感があったりして、本気で使うには向いてない。
MacはMacで秀丸などのテキストエディタが個人的には充実してない感。謎の文字コードのファイルを都合よく開いてくれるわけじゃない、とか、ある種のオートマ車的な存在であるMacでは、Windows育ちの自分には結構キツイ部分があって、遊びには最高なんですけど、仕事にはちょっと向いてないかな、と思い始めました。
あくまで慣れの問題、と前置きをした上で、仕事や執筆作業にはWindows PCが欲しい。
しかも、今までB5以下のモバイルノートを主に使ってきたのですが、iPhoneがモバイルシーンの結構な部分をカバーしてしまっている現状、軽くて小さなWindowsという若干矛盾した要求へのチャレンジへの興味は急速に衰えてきて、
それよりはA4の大きなキーボード、大きな液晶、高性能なCPUのシステムが欲しいなと。
そこで調べてみたら、ThinkPad T400sというのが6月ぐらいに出てたらしくて、これがとても魅力的でした。
魅力的なのは、Core 2Duo 2.4GHz級の性能の良さ、14インチ 1,440×900の液晶でありながら、1.77kgという重量と6時間というバッテリー性能でモバイルでもイケる。毎日持ち歩くわけじゃないけど、必要なときには気にせず持ち歩きたいというのが1.8kg級の特徴。
Thinkpad好き好きな人たちにとっては、これの一つ下のサイズ、B5サイズのX200sがあって、これだと12インチで、1,440 x 900(WVGA+)の機種が選べて、突き詰めていくと本体重量は1.1kgに近くなるなど、モバイルの重さ vs 性能比が、かなり最強らしいのだが、僕はThinkpadの最大の個性であるトラックポイントが苦手で、別に全然使わないわけじゃないのだけど、タッチパッドもあった方がうれしいので、Tシリーズの方が好みである。
液晶の1,440x900というのは、今使っている15インチのMacBook Proと同じ解像度で、これぐらいあればEclipseで開発するのも快適。EclipseだとかDreamweaverだとかFlashなどのヘビー級ツールは、Emacsやviなどの省エネアプリと違って、画面の横幅と縦幅がないと作業性が悪いので、まぁこれぐらいの余裕があれば、肝心の作業エリアが狭くて作業性が落ちるということはないでしょう。
いやぁ、これは、かなりキテますね。
MacBook Airが同じぐらいの重さですが、性能が段違い。
というか、OSの差違を重視しているので、比較対象にならないのですが。
まぁSSDとWindows 7あたりがどうしても頭の中にひっかかる要因であるものの、XPのキレのある軽量環境でCPU性能を最大限に生かしたいのであれば、むしろ今が買い時。
Windows 7になった時に、XPモデルが選べるとは思えないので、とても悩むところである。
追記:こんな話も。
市場短報:Windows XPの一部エディションが入手不能に