July 05, 2009
おかげさまでと言うか、
の記事をいろんなサイトからリンクを貼っていただいたおかげで、YG両検索エンジンで、「iPhone 3GS」で結構上位の方に表示されていて、そのせいか、この検索クエリによるリクエストが多数来ています。
ということは、買おうと思って悩んでる人が多いと思うので…
損はしないから
「買っちゃえよ!」
とりあえず、僕はiPhone 3GSを機種変更で購入しました。月300円ぐらいアップするので2年で8000円ぐらいアップでしたかね。
やっぱりEverybody iPhoneキャンペーンの解約金の扱いが気持ち悪いので、新規契約でしばりを増やすのはやめました。
で、どうせまた一年後に新しいのを買うと思うので、安い16GBにしました。
そもそもiTunesの音楽を整理してみたら、録音しただけで一度も聞いたことのないアルバムがわんさか出てきて、曲を買っただけで満足してるものが沢山あることを大いに反省して、今は曲を絞り込んで入れて飢餓感を演出しようかと思ってるので容量は余裕のハズです。
で、iPhone 3GSなんですが、自分自身がそんなに細かい機能に詳しくなくて、いつも人に教わってばっかりなので、あまりこれが良いよ!ということを全般的に言える訳じゃないのですが、私的にキラーな良さを数点紹介したいと思います。
1.Google Mapsで、自分のいる方向がわかるようになった。もうこれは手放せない。
よく打ち合わせで会社に言ったりオフ会会場に行くときにGoogle Mapsを多用します。
都内は地下鉄で移動することが多いのですが、例えば「B1出口」から出たときに、自分がどっちに向いているのかさっぱりわからないのが、iPhone 3G時代のGPSの問題点でした。
結局、ある程度予想を立てて、しばらく歩いてみてGPSの位置の移動で方向を調べるしかないのですが、ギリギリの時間で焦っている時に、このような状況は不幸極まりません。
ところが、3GSでは地図ボタンを二回押すことで、地図が方向に合わせて回転してくれます。これによって、自分が向いている位置を調べられるようになりました。
ちょっとしたことが、もう手放せない力を持つのがモバイルの特徴です。
2.名刺が撮影できるマクロモードを兼ね備えたカメラ
これは素晴らしい改善です。
CoverFlowで名刺をペラペラめくるような、名刺管理アプリの決定版の登場をお待ちしております。
3.動画を撮影して、Youtubeにアップする機能
これはなかなか面白いですね。自分的にそんなに役立つシーンはないですが、モバツイッターでうまく連携したいところ。
とりあえずモバツイには「メール投稿機能」がありますので、Youtubeアップ後に友達に教える、みたいなメニューから、モバツイ投稿要のメールアドレスに投げてもらえば、動画URLをtwitterに投稿することが可能です。
ただ、今のところメールのsubjectとbodyの両方に記述があると、subjectを優先して投稿していしまうので、subjectを消してアップしないとURLが送信されない。ここは、今、直ぐやるぐらいのノリでやる修正するかも。
(追記:直した。iPhone 3GSでYoutubeに投稿した後の「友達に教える」は、タイトルがsubjectに書いてあって、URLがbodyにあるので、こういうメールが送られてきたら、subjectとbodyを繋げてtwitterに送信するようにした。問題は、Youtubeにアップされた動画の公開はリアルタイムじゃないのね(PC版を再エンコしてて遅れる感じ?)。これはイケてない。)
3GSで録画したうちの犬。やっぱ動物は動画ですね。
4.速くなった。
うん。iMovatwitterで遅かった通信部分もSafariも速くなった。日本語入力も速くなったので、特に無線LAN環境のように通信環境が安定してるとめっさ速いですね。フリック入力を活用すると思考に近いスピードでツイッターに投げることもできる感じ。
これぐらいならメモアプリも良いかなぁとは思いますね。
5.メモリが増えたので、無駄にViewが解放されることが減った。
この書き方は、開発者向けの書き方で恐縮ですが、これは見た目には現れないけど強力な改善です。
iPhoneアプリは、画面を何画面も開いている場合にメモリがなくなると昔の画面を忘れてしまう癖があります。Safariで何画面も開いてる時に、前のウインドウに戻した時に再読込が始まって、その時に地下鉄で電波繋がらなくてしょぼーんとなることがあると思いますが。それのことです。
この頻度が低くなりました。すなわちアプリケーション全般の使い勝手が自動的に向上することになります。
メモリが増えたことで、ギリギリの挙動になることが減ることから、アプリケーションがハングアップしてしまう可能性も減っていると思います。
あれこれできても、人一人がモバイルシーンで本当に使うアプリなんてのはたかがしれていて、iPhoneの良さは、コンピューターを使う人にとってとても選択の幅が広いことと、ジャスト、自分がうれしいアプリが存在することだと思うのですが、そういうのを踏まえてもiPhoneが元々持っていた基本機能が改善されたのは、僕にとってはとてもうれしい。
あと余談ですが、アレですね。最近よく思うのですが、入り口や重要情報がFlashのナビゲーションしか表示されないで、ビジネス用途のWebサイトは爆発しろ!って感じですね。
もし、ライバル店舗が並んでるような情報ポータルページがあって、Flashしかナビゲーションがなかったとしたら、それはすなわちiPhoneユーザーには選ばれない、ということを意味するので、特にリアルな店舗ビジネスを展開される方は、注意をはらってもらえると助かります。
なんか前はもっと普通のHTMLページだったのに、2000年ぐらいのFlashの使い方に退化してるWebサイトに出会うことが増えたような気がしてます。
要は企業がインターネットに興味を再び持って、かつ、そこで配慮できないWebサイトを提供する制作者がいるということなんだと思う。
顧客が見栄えの良いFlashに興味を持つのは、絶対に避けられないことだと思うので、その枠組みだけで話を進めてアクセシビリティを失って退化するんじゃなくて、せめてテキストナビゲーションも一緒に提案してよ。
街中で本当に困るのでお願いします。
(iPhoneがFlash Playerに対応してくれるに超したことないと思いきや、iframeやdivレイヤーをJavaScriptでポップアップのように制御する凝ったページはあまりiPhoneからだと、うまく動かないんだよね。スクロールバー出ないしドラッグできないし、overflow:hiddenとか使えないし。結局、Flash Playerを実装しても、ページナビゲーションのFlashがiPhoneでは使いにくいのは同じなんじゃないかな。iPhoneの場合、何もしてないHTMLが一番助かる。)
iPhone 3GでSafariを使っていて、画面を切り替えたときに、再読み込みが実行される場合とされない場合があって不思議に思っていたんですけど、「5. メモリが増えたので、無駄にViewが解放されることが減った。」の説明でようやく理解しました(^^)
そういうことなら、確かにiPhone 3Gだと再読み込みされる頻度が多いですね。
iPhone 3GSへの乗り換えはまだ迷い中ですが、乗り換えにあたってとても参考になりましたm(__)m