June 27, 2009
購入までのステップが少なければ確率論的に購入にいたるケースは高くなるので、LPOが可能性として意味があるのは間違いない。しかし、それがあなたのビジネスに効果をもたらすのか?は別問題で考える。
「ランディングページは1ページ完結が絶対よい」のウソ【ユーザビリティTips】:MarkeZine(マーケジン)
別にLPOに限らず、HTMLメールだとか、blogかもしれないし、リスティングかもしれない。
どこかの誰かが良いよ!と言った、表面的なベストプラクティスと呼ばれる【手法】が、自分たちの目の前のビジネスは当てはまるとは限らない。
人は楽をしたい動物なので、誰かが成功したという手法をすぐ取り入れたくなる癖があるので、世の中には都合の良いように3文字用語が商品として闊歩するわけだ。
3文字用語じゃないけど、アップルがHTMLメールで成功したと言えば、HTMLメールを取り入れ、Dellがtwitterで成功したと言えば、twitterで商品情報を発信したりする。
しかし、よく考えてみると、元々アップルは、ビジュアルに優れたプレゼンテーションをWebサイトで展開してるから、それをそのままHTMLメールに持ってきて効果があるわけだし、Dellだって、もともと、クーポンコードを利用した期間限定値引きのDMマーケティングで成功していたわけ(日本でも2ちゃんねるのDellスレでクーポンコードが出回っていた!)で、それをそのままtwitterに流すことで既存の販売チャネルを流用しただけ、なのではないだろうか。
そもそも、そういうことをやってない会社は、twitterで情報を流すことありきになってしまうかもしれない。もっと基本的な自社のサービスにて、期間限定の商品販売や、今だからこそ大事な情報などを配信するメリットが提供できていないとtwitterでフォローされることは難しいだろう。
(カリスマ美容師の出勤情報とか、キャバ嬢の出勤情報とか、属人的な商売をしてるところは向いてるんじゃないの?)
LPOだって、しかり。
とは言え、じゃぁ批判的な目だけで、目の前のおいしい成功事例に飛びつかないのも、やらない根拠として乏しい可能性も高いので、何かできそうだったら、とりあえずやってみる、というのは大事だろう。
当面の実験としての目標値を置いて、スモールスタートとしてやってみて、うまく行くようなら量的、質的拡大を目指す。そうでなければ、すぐやめて、次のことを考える。
よく言われるPDCAサイクルと言われると大層な話に聞こえるが、
「やってみて、ダメならやめて次を考える」
ということの言い換えで考える。いずれにせよ大事なのは、とりあえずやってみる機動性と目標設定かなとは思う。
もちろん、とりあえずやってみると言っても規模は小さくても質はできるだけ頑張らないと結果でないからそこんとこよろしく。
##ところでここ数日とYahoo!あたりから「iPhone 3GS」ですげーアクセス来てたんだよなぁ。
→この辺から「Yahoo!検索 - iphone 3gs」
iPhone関連の広告出しておけば良かった。何もしてない><
で、楽天賛美は
今日はナシ?