May 03, 2009
日本がダメとか、ここで頑張るとか、ネットの成功例として代表的な生き方をブランディングしてきた人の挫折が同じ日に出たとか、産業として成り立ってるや否やという話とか。
いろいろな出来事や、いろんな人が意見を言っていて、どれもこれもが同じ延長線上にあるようで面白い。今も昔の書き込みも見たり、なるほどなぁと思いつつも、何かが忘れられてない?と確認してみたくなったことがあったので、整理のためにメモ。
・誰かの役に立つために自分の時間を使って何かを販売して買っていただければビジネスとしては成り立つ。
・誰かからお金をいただくってそういうことじゃないの?
・それを自分にとって良しとするか否かはある。でもそれは好き嫌いであって、その業界全体を批判して良いかはまた別問題。
・もちろん死にゆく業界ってのはある。ビジネスモデルが時代にそぐわないケース。でも、本当に時代にそぐわない?(出版や新聞の紙の流通に依存したモデルだけは、インターネットの登場でさすがに厳しいですよね。あれぐらい明確じゃないと。)
・継続性については、お金を出していただけるお客様がいなくなったら継続できないね。確かに。でも、需要さえあればプレーヤーがどんなに苦労する環境でも継続することは可能。
・それが嫌ならやることを変えるしか仕方ない。でもそれについて意見を言う時は、自分が嫌なだけなのか、今いる会社や業界の組織構造がダメなのか(誰にとって?)、もう絶対的にダメなのかは冷静に判断する必要がある。
(・関係ないけど、よく考えたら人月には利益が乗ってるハズだ。)
・ネットは所詮情報産業。ハナから起こせる革命と起こせない革命がある。
人が実際に動いてナンボ。ネットは、そのお手伝いしかできない。
・レバレッジを期待するビジネスモデルは、当然リスクが高い。だから、挑戦して失敗するケースはもっとあったら良い。アメリカに行けってのはそういうことも含めてだよね。
・クラスチェンジすることをblogに書く場合、ITのプロであるなら、立つ鳥跡を濁さずでお願いしたい。
あなたの意見が100%正しいだなんて誰も思ってないから。(当然これも)
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日本がダメなのは変わってないから、ってことじゃないのかな。アメリカとかよくそれで金集まるもんだねと思うようなスタートアップのニュースがよく聞こえてくる。(Dropboxって、日本人だけで3000人はやりたいと思った人いるんじゃない?レンサバ以上に儲かるの?つか、レンサバ会社がDropboxみたいなHTTPクライアントを作らないわけだから、儲かるとは見られてないんですよね。わかんないけど。)
アメリカっつったってさシリコンバレーの場合、ベンチャーがexitが目的になってる時点で、もはやシリコンバレーグループというグループ企業だよね。投資家と大企業がグルになった企業体で、ベンチャー企業=事業部。そう考えたらシリコンバレーグループに就職するためにアメリカに行くべきってのは、確かにとてもわかる。
日本は、一部を除いてそんな感じになる余裕ないし、そもそも途中で歯車が狂った感はあるので、やっぱり最初から収支が見えていることが一番大事だと思う。小さくまとまったとしても、ごく普通のビジネス観、重要。
しかし、凋落するなら凋落する方向の中に、社会に対して、つけいる隙は生まれないものだろうか。金くれとかそういう話じゃなくて、規制とか変化への許容度の話。
もし事実上守る必要がなくなった規制があったとしたら、日本は変えていけるだろうか。
まぁそれでも自分も一緒に凋落して何もできなくなったり、食うことや維持に精一杯になったら如何ともし難いのは確か。でも、もう借りた借金とかはどうしようもないし、子供が学校行ってる人が、なんの裏付けもなくアメリカ行くわけにはいかんだろうし。
なんてことを漠然と思ってみた。他意はありませんし、これは自分が生きていくために思ったことにすぎません。お互い前に進めそうなご意見、反論があったら是非、教えてください。
お互い前に進めそうなご意見
無駄に長い駄文はやめろ
それだけ