April 29, 2009
はてブの関連エントリーは素晴らしい。
blogを書く意義というものを一つ追加してくれたと思う。
というエントリーを書いて10数人の方にブクマいただいたんですが、それがきっかけで、以下の関連エントリーをオススメしてくれちゃうわけです。
はてなブックマーク - F's Garage:選ばれるための人生より選ぶ人生
ここに出てきたエントリーは、何より僕にとって参考になるものばかり。
書き手がブログを書くことで、そのエントリーに適したエントリーを推薦してくれるわけです。
最も利益を受けるのは、ブログの書き手。
blogを書いてレスをいただく。ラッキーなことにこれ良いよって教えてくれるケースもあるが、そもそもレスをいただく可能性が低い以上、なかなか難しい。
twitterはストックよりフローなので、その場の感情や感覚の共有の趣が強いので、流れていく確率が非常に高い。
mixi日記は、マイミクが友達ベースなので、比較的近い目線、近い環境からの共感は得られるかもしれないが、全然違う属性の人のアドバイスは受けにくい。
はてブの関連エントリーは、過去のブログの記事から適したエントリーを教えてくれるので、相手の属性に依存しない。最低限あるとすれば「はてブされていること」であろう。閾値はあるだろうから、「それなりの数がはてブされていること」かもしれない。はてブがワークしてるからこその機能と言えよう。まぁこっちが書いてる内容が、はてブを使う人たちと比較的親和性が高いってのは無視できないだろうけど。
テクノラティとかがこういう機能を持ってたら良いのにと思うけどあるのかな。
というか、はてブの関連エントリーが優れてるのはアウトプットの質なんだよね。あるとかないとかじゃなくて、blogの書き手にうれしいエントリーが出てくる質の問題。機能の有無だけじゃない。
そもそも僕のblogの芸風はどっちかというと「挑戦」に近くて、割と同意を得ることは本意ではないケースが多い。本意ではないと言うのは、そのエントリーがきっかけで批判を受けたり、違うと言ってもらったりすることで、自分が成長したら良いなぁと思ってるという意味。
同意や共感は、当然、それ自体はうれしいし、自説の確認などの意味ではありがたいけど、僕自身はあんまり進化しないわけです。そもそも何かの批判が合っててもうれしくないわけだし。批判なんて裏切られて正しくあるべき事実がわかる方が嬉しいに決まってる。それが今回の関連エントリーは、自分の考えに対する答えのようなものを教えてくれた。そういうツボにハマったからこそ、このエントリーを書いた。
はてブのホットエントリーなどの「みんなが見る情報」も良いのだが、ネットは原則的にニッチでありパーソナライズできるからこそ面白いので、こういう「ブログの書き手と、数少ないはてブした人だけが得られるメディア」ってのはとても素敵だなぁと思います。
何より自分の意見に近しいとか、有用だと思える記事を教えてくれるからブログを書く流れ。ブログを書く価値が一つ追加されたという意味で、ものすごい有益だと思う。
これぞリコメンド。