March 26, 2009
月刊ビジネスアスキーにある、ヒットメーカーに学ぶ失敗学「私のボツ企画」というコーナーで、東芝で掃除機作られている方のボツ企画のアイディアが掲載されていた。
そこに、縦型の「スティックタイプ」から、普通の形である「キャニスタータイプ」へ変身するクリーナーというのがあった。実用性が全くないという理由らしい。
え、めっちゃ欲しいんですけど!!(汗)
最近、掃除機の買い換えを真面目に考えるんですよ。
今使ってる掃除機は、10年ぐらい前にやっつけで購入した安い普通の掃除機で、性能上はなんら困らないんですが、掃除機の柄がプラスチックでつながってるもので、機械的にロックされてるものではないので、掃除してる間に短くなっちゃったりして、そもそも掃除が面倒なのにあいまって、むかつくので、もっと良いものに買い換えたいなと。
犬のケージと本棚とサーバルームにしてる部屋があって狭いので、いわゆる普通のキャニスター型だと、本体がケージの角に引っかかってたりして、結局手で本体を持って掃除したりと、いろいろ使い勝手が悪いシーンもあるので、収納性が高くて、最近流行の縦置きを検討してみたんですね。
パナソニックのを検討して、店頭で試しに動かしてみて、結局買いませんでした。
この辺の機種。
パナソニック サイクロン式スティック掃除機 MC-U51J
その理由
1.前がうるさい
2.前が重い
3.思ったより取り回しが悪いし、前の見通しが悪い。
というものでした。
縦置きは、前にモーターなどが来るのでうるさいデバイスが目の前についてるんですよ。しかも決して静音ではない。絶対にうちの犬が吼えて余計うるさくなる。
モーターなんて、もう枯れたデバイスなのでパワーを重視すれば音が大きくなるのは仕方ないと思うので、まぁ前についてりゃこんなもんかなと。
で、当然、重いデバイスが前についているので、余計に重く感じるわけです。
そして、実際触ってみるとフロントヘビーなものが決して取り回しがしやすいわけもないし、従来のキャニスター型って柄の部分がスリムですからね。そこが太っちょになってるので、なんか使いにくいなぁと。(慣れなのかな。)
そうか!いわゆる普通の掃除機であるキャニスター型には相応のメリットがあるもんだなぁと。
ただキャニスター型は、キャニスター側で、後ろから本体がついてくるわけですが、角にぶつかっていて転がってしまったりして、それはそれで結構むかつくことがあるわけです。
三菱がグッドデザイン賞に応募していた、丸いデザインで、無理な引っ張りをしてもクルリと回転して倒れない掃除機ってのがあって、デザイン性も優れていて、正直魅力的だったんですが5万円ぐらいするので、掃除機にそんな金出せるか!と。
三菱 紙パック式掃除機 『LAQURLI(ラクルリ)』 TC-C3KG
とは言え収納のエレガントさや、キャニスター式だと後ろについてくるのがウザイ狭いところなどでは縦型の方が生きるかもしれず。
そう考えたら、冒頭で紹介されていたハイブリッド型の掃除機は良いなぁと。
実際はコストの問題などあるんでしょうが、別に企画会議参加者一同に総スカン食らうようなアイディアではないと思うけどなぁ。
(昔やってた、日経新聞のCMで、「電話付きのデジカメ」が安直だ的なCMがあったけど、EXILIMケータイや、サイバーショットケータイがそれじゃん。何がマズイのかがわからない。アクオスケータイみたいな電話付きのテレビもあるわけで。)
それにしてもダイソンが出てから掃除機の価格が高くて買えません。
実際の所、サイクロン方式だからと言ってそんなにコストが高いんでしょうか?
トップグレードの機種が3万円台ぐらいまで価格が落ち着いてから買いたいなぁと。
ダイソンが単価を上げてくれたからこそ、各社が改めて新製品に力を入れられるってのは正直あるんだろうねぇ・・・。
僕が、もうちょっちお金持ちだったら、絶対に買い換えます。
白物家電がエコ以外で新しい試みをしてるという意味で掃除機はホット。
哲学なくしてイノベーションなしというあたりか。日本のサラリーマンでは、哲学はお金儲けの理屈に勝てないか。。。
冒頭で紹介したボツ企画で、東芝が力を入れている掃除機が静音にこだわった掃除機だそうです。
ペットを飼っている家でも優しいということで、興味はある。
イマドキの掃除機を使ってみたいなー。
定額給付金を値引きとして使うか、1万2000円 x 2人の何かを買うかってのは悩むところですね。値引きにしちゃうとありがたみが減るんだよなぁ。