January 10, 2009
【VAIO type P特集】
→ソニーのVAIO type P製品情報はこちら
僕は今、Let's Note R6ユーザーなので、R6との比較も交えながら、レビューをしてみたいと思います。
1.キーボード
これ、全く問題ありません。
キータッチはLet's Note R6の方が優れていると思いますが、type Pがダメというわけではありません。
キーボードのキーもフルについていますしテキスト入力志向の強い人で、機能が足りないことが理由でポメラを買わなかった人には、とてもオススメしたいところ。
2.画面サイズ
これが一番気になることでしょう。8インチというサイズと、1600x768という解像度はどうよ?と。
もちろん文字小さいですよ。特にタスクバーのアイコンエリアが細かいです。
なので、個人的には「コントロールパネル」 - 「個人設定」から、画面解像度(dpi)を大きくして使いたいです。
なお画面解像度は、XPの場合は96dpiと120dpiが選べますが、Vistaの場合は、任意のサイズを選ぶことができて最大で200dpiまで選ぶことができます。
画面上のテキストを大きくまたは小さくする - Windows Vista ヘルプ
この柔軟性がVistaを利用する最大の理由と言えるかもしれませんね。
ただし、カスタムスケールで150dpiにしてみましたが、Windowsの固定ダイアログや、スタートメニュー、アプリの文字サイズがはみ出たりおかしくなったりすることがあります。この辺は、Vistaがものすごいネイティブにスケーリング表示に対応してるわけじゃないので、大きめの解像度 120dpiで利用するのがベターな印象でした。
工夫する余地がありそうで、解像度が荒くてどうしようもないよりはマシだと思います。
また、通常使うアプリのフォントサイズを工夫しても良いですね。
昔使っていたミニマサも7.2インチ 1280x768という同様に小さな画面でしたが、そうですね。結構目が疲れたかもしれませんが、テキストエディタのフォントを大きくして使っていました。(Let's Noteに入れてるUbuntuのテキストエディタも文字を大きくしています。老眼とかじゃないです。)
3.外部ポート
標準ポートとしてはUSBx2、有線LANとVGA出力については別途ケーブルの購入が必要である。
ということでビジネス用途であればVGAがない分、いざという時に困る可能性があるわけだが、そういうことに使わなければ問題ないだろう。
そんなことより個人的に気になったのはマイク入力がないこと。USBカメラ(Motion Eye)をつけられるのにマイク入力がなくて、ここはBluetoothによるレシーバーを入力手段として使うように割り切っていることだ。
音声が入力できないのはUStreamerには不便。ここはtype UXの方が便利かもね。
僕が見る限り、type UXが一番輝いていたのは、イーモバと組み合わせてUStream入力のためのデバイスだったので、そこの置き換えはできないようだ。
4.速度、メモリ
Vistaは「OS動かすだけで1GB」というものなので、2GBもあれば結構なことはできるでしょう。
速度の方ですがバッテリー運用で、省電力にするとやはり遅いです。
マウスカーソルの反応もガタつく感じ。これだと、確認はできていませんが、おそらくIME入力もタッチタイピングできる人にとっては思い通りに入力できない可能性も高いです。
ということで、基本的にバッテリーでもCPUパワーは高めに運用したいところ。
これは、超低電力版のCore2Duoを積むLet's Note R6でも同じ傾向だったので、どちらも省電力CPUということで許してあげましょう。
ただ、Core2DuoのLet's Noteがいただけないのが発熱に伴う性能劣化が激しいということです。おそらくですがOSまたはドライバの方で、熱暴走しないような工夫をしているのではないか?と勝手に思っています。この遅さ、苛つきは使っている人しかわからないと思います。
(Ubuntuを入れてみたら熱暴走しまくりです。)
その辺が、ファンレスのtype PとAtom Zの組み合わせに期待したいところで、Core2 Duo 1GHzよりもベンチマーク的には劣るのですが、渋滞の道でもフル加速で走れたら気持ち良いですよね。Let's Note + Core2Duoはすぐ渋滞の中でオーバーヒートしてしまう感じです。エキサイトバイクのBボタンがCore2Duoで、AボタンがAtom Zか?!
この辺の評価は、この短時間で見極めるのは無理です。
実際に使ってみないとわからないです。申し訳ありません。
5.バッテリー、電源系
スタミナ設計で標準バッテリーで4.5hというスペックですが、実質3h弱と行ったところでしょうかね。
(このパーセンテージと時間から推して知るべし)
ACアダプターは、とても小さいです。本体も小さいですがACアダプターもカバンに入れておいて支障ないでしょう。
iPhoneとの比較
パワフルに行きたい人は大容量バッテリーにしましょう。本体の重さがSSDモデルで708gになって、9h持つみたいです。十分軽いですし、イベントのメモなどの用途でアリかもね。
タイトル:
0.VAIO type P特集インデックス
1.type Pはネットブックなのか?!
2.なんと600g を切るtype P
3.位置情報との連動について
4.type Pは、僕が求めるモバイルPCノートの理想像なのかもしれない。
5.「Windowsなんて飾りです。偉い人にはそれがわからんのです」と言えるようになって欲しいインスタントモード
6.注目のキーボード、液晶、使用感レビュー←イマココ
7.まとめ
参考記事:
ソニーのVAIO type P製品情報
マイク入力がないということでしたが、キーボード左下のvaioロゴのすぐ左側の小さな穴がマイクだといううわさを聞いたことがありますよ
なぜ
> 3.外部ポート
の説明の時だけ口調が違うんでしょう?