January 02, 2009
年末からSolrを使ってモバツイの検索系の勉強と見直しを行い、正月からガンダム一気見ながらiPhoneプログラム書いてました。Solrでコメントつけていただいた方々ありがとうございます。僕が日常抱えている問題が、基本的にどんなところでも起こりうるということが図らずも検証された感があって、正月から充実しております。
【今年やること】
今年は、とりあえずiPhoneのプログラミングを形にすることが短期的目標で、その後は集合知プログラミング系を主体に技術を勉強しようかと。しばらくモバツイッターをお題として何か課題を立てて実行して行こうと思っています。(もうちょっと具体的に計画立てたいとこ)
今年は一旦、WebSigのモデレータをお休みさせていただいて、就業時間以外はできるだけ技術やサービス(セミッターとか)の方に集中させていただこうと思っています。
あと、いろんな人にお会いしていきたいです。そんな意識してませんでしたが、1月はそれなりにスケジュールも埋まってきました。ハイスコアキッチンがネタになるので、その辺を利用させていただいて、いろんな人にオフラインでお会いできたらと。もっといろいろ考えて意見を持っていきたいなぁと。人と話していてダメな時には、全く頭の回転がついて行けないとか思ってたりしてます。
【iPhone】
iPhone開発で現時点の自分のスキルで感じているのが、フォーム一つ表示するプログラムを組むのに結構時間が掛かってしまうということ。ObjectiveCとCocoaフレームワークによるフォームベースの開発は、VBとVC++(MFC)の中間のような難易度だと思っています。現時点でVBよりも明らかに時間がかかるのは慣れの問題であること、と同時に、VBの開発環境が優れていて問題解決にかかる時間が圧倒的に少なかったことに頼っていたことを痛感。
これを解決するには、いずれにせよ経験こそ大事なので、iPhoneは、将来のモバイルWebの実験台としても使えるので、ものが作れる体質になっておくこと大事。
何より携帯よりも機種依存性がないので、特にワールドワイドで使ってもらえる何かができたら良いなぁなんて思っています。そもそも海外の携帯相手にアプリなんて作る気になりませんし。
【経済】
所属している会社が上場したわけですが、株価前提の時価総額によってお金が回る経済は終焉を迎えるか否かというタイミングですね。(こういうのあんまり慣れてないからうまく文章が書けない)
今、朝生の再放送を見ていますが経済、雇用対策の話です。ここでMKタクシーの青木社長がおっしゃっていたこと。MKタクシーと言えば、1万人雇用計画を立てたりと非常に注目されていると思いますが、彼らの施策として、
「役員の給料を下げて、社員(タクシーの運転手)の給料を上げている」
ということを仰られていました。それと同時に、
「これができるのは、MKタクシーが上場していないからだ」
ということを仰られていました。
株主への株価が最優先される経済構造で、短期的な利益を追求するが故に、社員の給料を上げられないからということらしいです。
短期的に利益を上げていかねばならないから、経験を積んだ派遣をも簡単に切ってしまう。もちろん派遣が、アメリカでできているのに日本ではできない雇用調整の日本型の姿だというのであれば、今の社員を簡単にクビにできない日本のあり方のスタイルであれば、それはそういうものなのかもしれません。
結局のところ、この不景気はいろんなことが変わるチャンスなのでしょう。
その日本型の雇用調整スタイルは、「最初っからそういうものなんだよ」と想定通りの話として進んで行くのか、「そもそも問題としてあった社員を簡単にクビにできないしわ寄せ」が是正されていくのか。
こういう流れを含めた形で、変わるのか、変わらないままうまくやっていけてしまうのか。
そういうのは大きいなぁと思って見ています。
あんまり自分の仕事には関係ないのかもしれませんし、そうでないのかもしれない。
朝生でワタミの渡邉社長は「株主よりも社員を優先します」ということを仰っているそうだ。重要なのはそれで十分な利益が上げて、株主に配当として還元することですよね。経営理念と実現力。そういう成功例と、そうでない失敗例が出てくることで変わってくるかあたりか。
どんな経営者も誰かに習ってできることではないんだろうな。きっと。
経営者が自分で考え、自分で行動した会社が将来に繋がる。ここで収縮してしまったら新しい失われた10年になるんだろうし。
【仕事とか】
いずれにせよ今まで以上に勝ち負けがはっきりしてくるんでしょうね。
直近で大きなものとしては、広告などを踏まえたテレビ、新聞、インターネットの差違などは注目です。
こういう状況になってくると、
「果たしてインターネットは、今まで景気の良かったときに適切なメディアブランディングができていたのか?」
というのはあるのかも。
ネット業界はロビー活動が足りないなんて話がありましたが、そういうのと同じでネットに携わる全ての人が意識していって欲しいことかもしれませんね。「パソコンが全然わからないお客さん」という草の根から大きい会社の担当者とお付き合いができるところまで全てに言えること。
また別に思うこととしてインターネットという、まだまだ狭い世界でシェア争いしてたってしょうがないです。果たしてパイそのものを大きくしていく活動ってできてたのかなって。
というか後発からシェアトップになった企業って、新しい顧客を見出しパイを大きくしたところですよね。最初は、そんなもの長続きしないよって言われてたとこ。
Webサービスレベルの市場規模予測に意味を感じないんですよね。EC全体やmixi規模であれば、もはや人口、ネット接続数(それより携帯契約者数か)や景気に対してどうのこうのというのはわかるのですが、それ以外では、予測線をどれだけ上に持ち上げられるか?ということこそネット企業がやるべきことではないかと。
「もしこれがこうなったら世界が変わるよね」
「誰かがいつかやったら変わるよね」
って、コンピュータやネットに詳しい人がよく使う言葉。
でも、それってgoogleやYahoo!だけに期待を押しつけちゃいないか?
そうではなく自分では何ができるのか?って言う気概は常に持っていきたい。
でも、それって最初はとても小さな問題解決から始まるハズなんだけど、そのネタを思いつくのが難しい。
だから、もし信じる道が見つかったら、周りに何を言われようとも進めていくべき。
(とりあえず低コストでね。そのためのクラウドもあるし。)
あのアマゾンだって、アソシエイトという言葉が出てくるぐらいまでは、いつ潰れるか?って言われたわけだしね。