December 18, 2008
決断力とは面白いもので、決断力の源は結局、エゴに基づくもののような気がする。
物事の両方から見たときに両方を同時に解決できない相反関係があったとしても、どちらか都合の良い方を選ぶ選択基準において、感情を優先して選んでいる人ほど決断力があると言われることが多いように思える。
運がついてるという言葉があるが、各々の局面に対する選択妥当性がエゴと一致するベクトルか否かというのが当たり外れに繋がるというのは全く無視できないとは言えないだろう。
もちろんその選択妥当性を後押しするために「合理的な考え方」や「論理的思考」「知識」というツールが成功要因として役に立ち、それこそが「地頭の良さ」ということになるだろうが、その根底を見てると、結局、感情というのは無視できないように思えてならない。
それに対して、よく言われる「頭がいい人は決断ができない」と言う下りは、各選択肢についてのリスクを先回りして考えすぎて、ジレンマに陥り実行できないケースと言われるが、これはこれで「選択しないエゴ」なので、選択するエゴと選択しないエゴのどちらが成功する可能性が高いかというと、単純に選択するエゴの方が、何かをやってる分だけ成功する確率は高いと言えよう。
問題は、明確に利害が衝突するケース、選択する方向がことごとく間違っているケースや、選択したものの実行できないケース、また、それが他人に評価されない方向の選択肢である場合は、せっかく、よかれと思ってやってるのに実を結ばないことはあるだろう。そればかりは如何ともしがたく、もうちょっと空気を読む力を身につけるか、調整という名の勢力争いをしていくしかないわけだが、しかし、だからと言って何も選択しない理由にはならないわけだが、ポジティブに動いても失敗する事例があるが故に、スーパーポジティブ派とスーパーネガティブ派で感情が相容れない原因になるとも言える。
とわけのわからないことを書いてみるテスト。