November 24, 2008
先週の金曜日に出ていた新しいファームウエアで、iPhoneの「マップ」アプリが、Google ストリートビューに対応しました。
使い方はよくわからなかったのでツイッターで聞いたら沢山の人に教えてもらいました。150文字あれば十分伝わるレベルなので、一回学べば後は忘れない、というのがiPhoneらしさなのかもしれませんね。
「道路などでピンを立てる」。するとその場所でストビューが表示可能なら、オレンジ色の人のアイコンが表示されるのでそれをクリックするべし
さて、ストビューだが、今まで地図だけでわかりにくい都内の場所探しなどで、具体的に曲がるべきポイントなどが写真で調べられるのが革命的。
オフ会会場や取引先の会社さんへ行く際に、景色感をつかめるって良いですね。
ちなみに僕は、飯田橋とか麻布十番とか高速道路が上に走ってるところで道に迷うケースが多いみたいです。
地図上でものすごい存在感を発しているわりに、ただの無機質な道だし、何よりそのポイントから右にも左にも同じ風景が存在するので、方向感覚や位置関係がわからなくなる原因だったりします。
おそらく、そういう場で武器になるのではないかと。(実際やってみなとわからんけどね)
元々iPhoneのキラーアプリは、マップではないかと思っていましたが、もっと凄くなりました。
先日、クックパッドさんにお伺いした時に、GPSを使ってマップからおっかけていったのだけど、それを再現すると、
まず会社にいるときに、クックパッドさんの住所を、モバツイに記録させておきます。
モバツイには、クリボーと言う「モバイルクリップボード」という自分のメモ領域があるので、ここに「L:住所」でコピペしておくと、iPhoneで見るとマップを起動するリンク形式で表示されます。
ホントはセマンティックWeb的なアプローチで、Webページ上の住所がiPhoneの方で勝手に認識されるようになってればこんな作業不要なんだけど、現在は、ここだけは手作業が必要。
(せめてiPhoneから表示したら住所は、マップが起動可能な形式でリンクを貼って欲しいですね。 >Web制作者さん達、お願い!)
モバツイの「L:住所」をクリックすると、マップが立ち上がって場所を教えてくれる。
で、ここに対してiPhoneのGPSを使ってナビをしてくれるわけだが。
今まではこれでも十分すごかったのだけど、この画面にあるオレンジ色のアイコンをクリックすると、ストリートビューの画面に切り替わってどんな外観かを教えてくれるので、地図だけではなわかりにくい周辺の景色が確認可能だ。
こんな感じ。
ここでPCよりも優れているのは、iPhoneの画面上をなでてあげると、景色が360度切り替わるので、周辺の景色や道の風景がすぐ確認できること。この操作はPCよりもiPhoneの方が格段に使いやすい。
これが外でできることも含めると、ラスト1マイルで道に迷うことが格段に減るのではないでしょうか。
その他、先日紹介した株価アプリも銘柄が表示されるようになるなど、既存の改善が着々と進んでいるようですよ。
iPhoneの文字入力は、UIの制約から個人的には携帯には勝てないのだけど、情報の閲覧性、操作性はiPhoneの方が優れている。株価アプリなんて、アプリ起動して確認して終了するだけのものだけど、そこに存在する意味が大きいわけで。
そういうアプローチで、何か毎日起動しては閲覧して終了するだけで有益なアプリが作れない物かと考えていたりする。