October 14, 2008
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「日本では短期間のうちにSNSの人気が高まったため、これが一過性のものであったという点は否めない。mixiのブームが最高潮であった時、誰もが友人をミクシィへ招待した。SNSにそれほど興味がなかった人でも、とりあえずmixiに参加した。当然ながら、それは長くは続かない。また、mixi上の友人は、実社会でもすでに友人であるケースが多く、利用者は、再び従来のコミュニケーションスタイルに戻ったということも考えられる」
ソーシャルネットワークをwikipediaで調べてみると
社会的ネットワーク(しゃかいてきねっとわーく、Social network)とは、価値、構想、提案、金銭的やりとり、友人、親類、嫌悪、取引、ウェブリンク、性的関係、疾病の伝染(疫学)、航空路といった1つ以上の関係により結びつけられた(個人や組織を指す)ノードからなる、社会的な構造である。
行ってることはわかるけど実装イメージがわかないのがポイントですね。
だからmixiなんだろうなぁと思うし。
以下の本にエイズの流行を断絶させる方法なんてのがあったと思うけど、エイズネットワークを図示するサイトもSNSだよね?
新ネットワーク思考―世界のしくみを読み解く
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アルバート・ラズロ・バラバシ
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おすすめ度の平均:
課長 島耕作の不思議ネットワークとは
ネットワークから数理モデル、物理学まで包括した1冊
後半は散漫だが、ネットワークの特性を良く理解できる本
世界のしくみが少し分かるかもしれない
そして、さらにwikipediaを読み進めると、
この社会的ネットワークから派生した分析概念として、都市社会学には、個人を中心として他者とのネットワークを考える「パーソナルネットワーク」という理論も存在する。
mixiって「パーソナルネットワーク」の方がしっくり行くような。
正確に言うと「パーソナルネットワーク」の集合体というか。
全然的外れなのかもしれないが、冒頭のmixiに飽きた理由の考察に関して言うと、ソーシャルネットワークが飽きた理由なのに、パーソナルネットワークの投影がネットでは必要ありませんでしたと言ってるようにしか聞こえないので、どうにも違和感を感じています。
と言っても、これがthe SNSだ!と思い付くカタチが思いつくわけはないのですが、SNSという言葉はこのまま消費されていってしまうのも何だなぁと思うところです。
関連エントリー:
F's Garage:コミュニティの内輪性と寿命
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