September 03, 2008
以前書いた以下のエントリー
たまぁに誰かの琴線に触れて微妙に批判されたりするんだけど、別においらが悪いわけじゃなくて、マジで現場はそうだったんだってばよ。
何故、CSSが使われるようになったか?それは、CSSが良かっただけじゃなくて、SEOのためにCSS + XHTMLが必要になって、その代わりにネスケ4を忘れて良いことになったから。
何度も言うけど、2003年頃からWeb受託の世界ではMovableTypeが時代を変え、ネスケ4に引導を渡せたといっても過言ではないと思います。意識の高い人たちに気に入らない意見なら、別に「下々のレベルで」という前置きをつけて全然構わないです。
「Web標準を守りましょう」という作り手側の「かくあるべし」より、経済合理性とか後方互換性が優先するのは普通だと思うけどな。
それが無知や決断できない人々の積み重ねだったとしても、世の中そんな感じでマジで動いてる。いくら何を言っても声が届かないし、「かくあるべし」なんかにメリットを感じない人たちが沢山いる。
みんなが好きな某社のbody内にmetaタグ書くのを仕様として公表してしまうことだって、特定のビジネス都合が原因の「動けばOK程度にしとけばOK」なわけだ。
そういうの嫌ですか?
賢い人のやるべきこととしては、自社のサービスや製品を通じて、経済合理性とあるべき姿をリンクさせるように世の中を動かすことだと思います。
W3Cは「かくあるべし」を決める機関ですよね。それだけじゃ全体の役割として足りないです。それを流通させる仕掛けを作らないと、世の中ついてきやしない。
例えば、IE6を殺したい人がいたとして、それを本気で思うなら、IE6を捨ててもありあまるほどの、IE6非対応のサービスを作れば良い、とかそういうことだと思う。
まぁ実際に世の中動かしてる人のdisがきっかけだから、偉そうに言える立場じゃないのは重々承知しております。
こんなことに反応するなんて若いな。自分。何かに苛立ちを覚えて、何かが変わったらもっと良いのなぁなんて正直、不毛なことを考えている自分がいる。
批判され続ける文脈においては、いろんな理由があるけど、自分が本当に悪いこともあれば相手が悪いこともある、そうじゃなくても「現時点での相性が悪い」というケースはある。大人だったら何かを変える行動をするか、もし、そうでないなら黙っとけって話なのかな。。
まぁblogはあくまでblogだからとりあえずは書くけどね。消すかもしれないけど(:-p