August 23, 2008
「痛いニュース(ノ∀`):洋画離れ止まらず。興行収入4割減少…“若者の字幕嫌い”などが原因か」
■記事に書いてあった理由:
「家庭の大画面テレビで簡単に映画を楽しめる環境がごく普通になったことが大きいのでは。それにほとんどの作品は、すぐにDVDで借りることができる」
それでもDVD発売までにタイムラグはある。そのタイムラグを乗り越えてでも見たいと思わないのはナゼ?
■痛いニュースで見かけた理由
「値段が高いから」
場所と時間を費やして、かつ値段相応分のお金を支払って良いと思わないのはナゼ?
(同時に、どうせ値段安くしたって1000円以上だったら今と同じでしょ?と思った)
一部の巨匠や一部のファンのための映画のようなものはともかく、それ以外の映画はプロモーションで興味を煽って、釣ったもの勝ちだと思うので、プロモーションの責任ってのは一番重いように思います。(というか右から左に映画を流してる会社の仕事ってそこですよね)
結局のところ、今のやり方では費用対効果が良くないというのが興行成績が落ちた一番の原因かと。
■記事に書いてあった理由:
昨今のガソリン価格の高騰で、郊外型のシネコン(複合映画館)に車で出かける人が減っているのも大きな原因。
シネコンは、大規模ショッピングモールの集客の手段なのに、人がそこに来ないからというのを理由にしてしまうのはナゼ?
個人的な感覚だけど、ガソリン価格の高騰で一般消費マインドが一気にどん引きしたのって、今年の6月7月8月の毎月ガソリン価格が10円単位で上がっていった出来事がきっかけのような気がするが・・・。消費マインドの低下が本当に言い訳にできるのは下半期じゃなかろうかね?(先日、久しぶりにWBS見たらすっかり不景気モードになってて萎えた)
■記事に書いてあった理由:
「DVDの低価格化に加え、吹き替えの海外テレビドラマに慣れた若者が、字幕の洋画を嫌っているのでは」
過去、これまでの世代の中で、多様な層が、もっとも日常的に文字を使うことに慣れた世代が、まさに今のインターネット〜携帯世代だと思うのですが、それなのに字幕を嫌うとは何故?
単純に洋画離れを考えてみると、
水野晴男さんや、淀川さんなどの洋画のカリスマエヴェンジェリスト亡き今、映画の良さを訴求して、人の興味を喚起できる人もそんなにはいなくなっているように思います。(つまり後進を育てていなかったツケ?)
そんな現状でTVを見て、全然関係ないけどオリンピックの話題などで思ったのが、「お前が解説するな」というタレントが多いような気がします。つまり、釣りになってない。
認知度だけで実のないタレントよりも、映画マニアのアイドルを創出して、blogで映画論評でもさせて知名度を上げていった方が後々にTVや雑誌メディアを視野にいれた広がりが期待できそうです。
また、じゃぁアメリカのコンテンツが忘れられているというとそういわけではなくて、CSやケーブルTVでやってるFOX系ドラマは話題になってたりしますよね。
結局のところ「娯楽のコンテンツとは会話のネタである」というのであれば、洋画離れというのは会話のネタとして魅力のない状態ということなのかもしれません。
でも、それならそれでアメリカでもTVドラマ趣向が見えてくるように思えるのですが。