August 07, 2008
Hot Pepperミラクル・ストーリーという本読んでます。
規模の大きさも人員の方向性も全然違うんだけど、メディアとして、チームとして、自分が理想としているスタイルだった。やっぱりリクルートにいる人はすごいなぁ。
東洋経済新報社
売り上げランキング: 993
戦略策定〜実行までに一番必要なもの
現場で働く女性営業マンの気持ちをよくわかっている!
正しい戦略でも人に伝わらなければ絵に描いた餅
これはビジネスマンに生き方を教える本だ
・1人1人の仕事の幅
・不適切な分業はモチベーションが分断され、業務間のコミュニケーションに莫大なエネルギーがかかる
・お客さんの顔を見ている人と、後工程の役割分担の仕方
・属人性は大事。お客さんがあの人がいるからお願いすると言ってもらえること重要。組織として、各人の成長とモチベーションを支えるフレームワーク。
あたりは、このエントリーを書こうと思ったキーポイント。僕が本書で一番気に入ってるのはそこじゃないけどね。
この本とは直接関係ないけど、この本にも書いてあることと関連して、エンジニアの人が、自分の仕事の意義として技術的難易度にしか興味を持ってないのって、やっぱり分業範囲が間違ってるんじゃないかなぁ。
もっとお客さんの顔や、事業そのものに興味を持ってれば、ただのコピペやデータ変更も退屈な仕事ではないと思うんだよね。事象そのものの善し悪しではなく実現する意味に着目するから。時給的にその人がやるべき仕事かどうかはともかく。もちろん、ちょっとした工夫で、他の人にスケールする形で投げられるなら、そうできるようにするのもエンジニアの仕事。
論理的思考で仕事を改善する力のあるエンジニアは、沢山の業務に興味を持って無駄をなくすようにどんどん口出しして欲しいものです。そういうのを思いつかない人は、本当に愚直に仕事してますから。(だから変わらないんだよね)
ちゃんとまとめを整理したいと思った本なので、また書くつもりですが、あまりに現状の自分にクリティカルヒットなのでひょっとしたら今は書けないかもしれないので、ちょっと僕的にはズレたポイントですが、紹介したいと思ったところを書いてみました。
ちなみに、モバツイッターの「お役立ちリンク」に、GPSの現在位置から最寄りの飲み屋を検索できる「二次会サーチ」という検索機能があって、そこはHot Pepperのapiを使っています。
本書を読んでたら、もっとHot Pepper apiから得られる情報を生かしたくなってきました。