July 03, 2008
「かつて、人は本と呼ばれる紙でできた記録媒体に情報を記していた時代もあった」と言われるようになるのは、いつの未来だろう。
本とウェブが融合した時に、言葉が生き残るのは「本」であり「紙」だと思う。
同じこと言ってるんですけどね。
紙の素材がデータでリライト可能でネットにつながるデバイス化して、結局、技術の進化は紙に向かってくんじゃないかと。
携帯電話の成功要因が、無線機を「電話」と呼んだことで、電話は家に固定されるべきという固定観念を徐々に崩していったのと同じく。
「電子書籍端末売れず──ソニーと松下が事実上撤退 - ITmedia News」なんてニュースもありますが、今の紙に負けないユーザビリティ(もしくは乗り換えて有り余るメリット)を実現するまで、電子ブックなる概念のあくなき闘いは続いていくものと思われます。
それを実現するのは、またアップルなのでしょうか?iTunes Book Storeとかできたりして。でも、アップルがタイポグラフィなど印刷分野をベースとして出てきた会社である以上、ある意味、正しい道だと思います(その時にジョブスが生きてれば・・・。)
「昔の本(紙)って、一度書いたら修正ができないんだって。怖い怖い」
という言葉になるだろうなって思ったけど、カメラが通ってきた道ですかね。
ちなみにこの話題のもともとの私塾的なコンテキストの件で言うと、おっさんはおっさんで頑張ってますぜ。(やだなー、こういう書き方)
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