June 25, 2008
これ、すっきりしていて良いデザインじゃないですか。
なんで今まで、こういうの出なかったんだろ。PCメーカー考えすぎ。
かつての僕なら間違いなく即買いですな。
今は、Let's Note R6を毎日持ち歩いてるから無理。ただ、19万円で買ったマシンを生かしていないという葛藤も常に持ち歩いています。(要は緊急用なんだよね)
HP 2133の画面サイズは、8.9インチにWXGA(1280*768)
ということは昔使っていた、シャープのミニマサと同じ解像度で一回りサイズが大きいのか。(参考:F's Garage:ミニマサ購入(PC-CV50FW))
キーボードがほぼフルサイズなのがとてもよさげ。
キーボードのところのデザインは、かつてのPowerBook G4の12インチみたいに本体の幅を一杯に使った構成になっています。
ハードディスクも、5400rpmの120GB(上位機種は160GB)。
なんか頑張ってるじゃん。価格とかサイズとか、制約が大きい方がコンセプトが絞れて萌えるのね。よくわかります。
CPUに関してですが、VIAのC7というプロセッサで、1.2GHzだそうです。僕のLet's Note R6がCore 2 Duo 1GHzですが、ここの性能差はよくわかりません。
ただ、明らかに僕が買ったときのLet's Note R6よりも優れているのが、上位グレードのVista Businessに関しては、XPへのダウングレード権があること。もしVistaで重いなぁと思ったら、XPへダウングレードすることができます。
というか、Let's NoteR6でも、Vistaは起動が遅すぎとか、UIが一画面余計とか、タスクバーをクリックしてメニューが出てくるの遅いとか、いろいろイライラする作りになっているので、きっと、これもVistaだと、もさったいんですよ。そういう意味では、Let's Note R6よりも性能の低いマシンで軽いことを希望しても無駄ですとは言い切れます。
ただ、まざイライラする何点かのポイントを許容するとスタンバイの復帰が早いとか、zipはその場で展開できるとか、Vistaなりのメリットはまぁありますので、そういうところに恩恵を受けて使うことになると思います。
多分、一番お得なのは、スタンダードモデル(メモリ1GB + HDD 120GB)にしてXPにダウングレードなんだろうなぁ。ハイパフォーマンスモデルにして、2GB + 160GBにしても、CPUの性能の向上度合いはそこそこなんだろうし。←これはスタンダードモデルではできないとのお話をコメント欄にいただきましたので修正します。
一番可能性の高い選択は、XPのダウンロード権利を得るためにハイパフォーマンスモデルを購入することでしょう。スタンダードモデルのVista Homeではダウングレード権がない上に、メモリ1GBしかないと、Vistaでは辛いと思う。(今後他社から出てくるIntel Atom搭載機はメモリのMAX 1GBみたいですね。XPが使えないとありえない選択。Vistaだけだと安物買いの銭失いもいいとこ。MacユーザーのWin環境のテストマシンぐらいが関の山か。)
また、Bluetoothが必要な場合でもハイパフォーマンスモデルを買うと良いですね。
で、ここまでは大体、問題なさそうなことを上げてきました。
一つ懸念としては、バッテリの持ちが悪そうなこと。
ここは海外のノートPCらしく2.3hということだそうです。
僕がLet's Note R6を使うと、到底バッテリーは8時間も持ちません。現実的に4〜5時間ってところでしょうか。残り1時間を切ると落ち着かなくなってくるので、実際、心地よく使える時間は、ここから1時間引いたぐらいの時間と思ってください。
Let's Noteの省電力でCPUパワーを落としまくるとIMEの変換すらキー入力落ちし始めたりするので、過度な省電力モードでは使えるシーンが限られて、なんだかんだとCPUは100%で使ってます。(よほどピンチな時以外は、節制をするのが嫌いなもんで)
HP 2133では、到底そういうことは無理で、カタログスペックよりは低く見積もると、現実的なバッテリーの持ちは、1.5時間ぐらいってところでしょうか。会社で使ってるThinkpad S30の標準バッテリーと同じぐらいかな。
社内用途、テストマシン、家の中で使う、とかはとても良い用途ですね。
リモートデスクトップや、SSHにログインするだけの端末などにもベスト。
自分も社内会議のためだけにThinkpad S30を社内で使ってるのですが、そんな用途には完全に、このマシンで十分。コスト的にも適切。
モバイルで持ち歩く場合は、ACアダプタとセットで持ち歩いて、適材適所でバッテリー運用すると言ったところでしょうか。
この辺は、用途を選びますが、そこは20万円級の国産ノートPCに華を持たせてあげましょう。
本体の重さも、1gを追求している日本のモバイルノートにはかなうハズもありません。そこがLet's Noteシリーズの強みです。
しかし、なんとなくLet's Noteを買っていたユーザーも、結構、このミニノートには客が流れてくるだろうなぁ。特に一回、サブノートを持って、スペックを上げることの無意味さとか、夢よりも現実を見て落ち着いた人は、こっちで十分な人多いよなぁ。何せ値段が圧倒的に安い。サブノートはどっちにせよ妥協のバランスの製品なので、同じ妥協なら値段が安いというのも重要な選択要素。
スタンダードモデルではXPへのダウングレードはできないみたいですよ。
あうー。
ご指摘ありがとうございます。
本文を修正しました。
スペックが低い方に搭載され安いVista Homeにダウングレード権がないってのはひどいなー。