May 17, 2008
うーん。当たり前じゃないかな。
この記事では、Googleの職場環境が子供っぽいことが原因だったりするように読めたけど、それが直接の原因なわけないよね。会社の飲み会くだらねーとか思ってる人の愚痴にしか見えないけど、そんな意見が出てくる方が健全。みんながみんな会社と同じ方向を見て、一心不乱に信じていたら、それ宗教って言うのよ。
むしろ独立したり、イキの良いFacebookに移動する人は、ある意味、子供であり続けたいと思うから辞めるんじゃないかな。
企業が金脈を掘りあてて大きくなって社員が増えるということは、新しい物を作る仕事以外の仕事が増えることを意味するし、既存の資産を維持する仕事も増えるわけで。でも、それが多大な利益を上げて、自分達が好きなことをやれる原資だと考えれば、とても重要な仕事なわけだが、そういう仕事でわくわくしながら仕事を楽しむ人と、常にエキサイティングでリスキーな仕事をしたい人ってのは確かにタイプが違うかなとは思う。
ましてサービスってのは、一度作ったら基本的なブランドコンセプトは維持しつつ拡大を両立するフェーズに入る。つまり、既存のユーザーのことを意識しながら機能追加をしていくため、必ずしも好き勝手なことができるわけではないし、データの保全責任はどんどん重くなっていく。
そういう場での仕事ってのは地味な作業が増えていくものだが、この記事で言うadsenseあたりの仕事の話はそういうことを退屈だと思っているってことだろうか。
強いて言うなら、全員が全員エースで4番のチームってのは成り立たないわけだが、その辺はどうなんだろう。
単純にエース級の方が目立ってただろうから、そういう人が転籍したりして注目されてるだけってのはあるだろうなと思うんだけど。むしろ儲かる仕組みが完成しているGoogleにおいて重要なのはボケに対するツッコミ、ピッチャーに対するキャッチャーに当たる「女房役」の側がちゃんと希望を持って仕事をしているか?!だと思うが。