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藤川真一について


初代モバツイ開発者
想創社再創業 / KMD博士課程
著書〜100万人から教わったウェブサービスの極意―「モバツイ」開発1268日の知恵と視点 [Kindle版]
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April 18, 2008

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昨年末ぐらいに、このブログで「バナー広告は非常に面白くてクリエイティブな仕事だ」というエントリーを書いたのですが、そのエントリーがきっかけで、うちの提携パートナーさんであるイキシアさんが運営するLasoというクリエイターポータルと連携して、クリエイターさんにバナーを作ってもらうという企画をやりました。

今、あのエントリーを読み返すと冗長な長文で読みにくい文章の中、お声をおかけいただいて大変ありがたいことだし、つぶやきがきっかけで仕事に繋がるというのもありがたいことです。


カラメルで作っている特集ページを宣伝するバナーを作っていただき、優秀なバナーをカラメルの宣伝バナーとしてロリポやムームードメインに配信するという試みです。

目的は何個かあるんですが、その一つとしては単純にショップオーナーさんに、コスト感が見合うプロの制作者さんを紹介したいので、僕らがそういう人の存在を知りたいというのが大きいです。

受賞したバナーはこの二つ。

実はどちらも同じ方が作ったバナーです。

なお、他に応募いただいたバナーは、30days albumにアップしておきましたので、こちらから確認できます。

カラメルバナーキャンペーン(2008/04) | 30days Album
合言葉:カラメル

受賞されたクリエイターさんは、なんとWebでバナーを発注できるショップを開いており、バナーのプロの方でした。しかも、私どものお客さんのターゲットユーザーとぴったりあっていました。

そりゃクオリティ高いわけです。しかし、これは私見ですが、優秀賞を取ったバナー屋さんのウェブサイトでの事例紹介の中では明らかにカラメルのバナーが一番クオリティ高いんですよ。

それはうちの特集ページのデザインがよくできているからってのはあったのかなぁ?!と。やはりプロのWeb屋で、とりわけアーティストではない制作者は、「お客さまのビジネスに寄与する」、など相応の題材があればこそもてる力を発揮できるのではないだろうか?!と言う仮説を今、思い始めています。

つまりお客様の身に立てばこそ力が発揮できるのであって、自分自身の思いの丈をブログに綴ったり、自分のデザインを披露したりは必ずしも得意ではないのかもしれない。

アーティストはそれとは逆で、自分のやりたいことができないとダメなわけです。
これはもう性格や特性みたいなもので二つに分かれるし、通常Web屋に求められるのは後者です。

そういう人たちの力をうまく引き出せるようになったら、多少なりとも、それを求める人につなげられるきっかけは作れるので、もっといろんなことができたら良いな。

いつか「バナー甲子園」やりたいなぁと思ってます。

ルールは簡単、同じ題材で広告作ってクリックレートが高いバナーが優勝。

CTRが高いバナーを作れるデザイナーさんは、それだけで仕事が舞い込んできて良いと思います。

バナーが儲からないとか定説になっちゃってるのは、よくわかりませんが、それまでボロ儲けしていた人たちが、株主に求められる営業効率が出せなくなっただけだったりしませんか?(私はその世界は一切知りません)

やはり規格が標準化されていて、どこのサイトへも使い回せる営業手段としてのバナー広告の有用性、汎用性は何も変わらないと思います。

そもそもアニメーションgifのCTRが高くないことを考えると、FlashバナーだけであることがCTRが特別高いとは思えなくて、それはあくまでもネタとセット。足下振り返れば、「素敵な静止画バナー」が、一番Web向きだと思います。

つかバナーのCTR下がってるとか聞きますが、単価上げやすいとか、売りやすいとかでアニメーションgifとかFlashとかリッチっぽい広告に傾倒しすぎたとかってない?!アニメーションだと、1フレーム目でスルーフラグ立ったら後のフレームは意味なくないですか?それなら1フレームに力を凝縮する方が良いんじゃないでしょうか?!

確かにバナーがどーんと並んでる中で、目につくように絵が動いてるってのは確かに重要で、特にオモコロ のバナー表示は確かに素敵だし、アニメーション全てはもちろん否定しないけど、工夫次第だけど難しいってことですかね。

なので広告や制作の素人が、安易によかれと思って作ったアニメーションgifは本当にオススメしません。
昔、Fireworks使いに流行ったロールオーバー以上に使いこなすのは難しいと思います。


と、話がそれた。話を戻すとイベントやったら、必ず組織票クリックがあるのでシステムは作らなきゃいけないです。別に大学のミスコンみたいにサークルの組織票もありかなと思ったけど、まぁ現実そうもいかないですよね。だからまだちょっと難しい。

イキシアさんとは引き続き、上手い具合に何かできないかな?という取り組みを続けていけたらと思っていますが、他にクリエイターさんと繋がるような面白いことができそうな会社さんがいらっしゃったら是非、お話したいです。(そういえばニバイハンからも、教えてもらってたよね。)

今は結構、会社で暇している毎日なので、是非お声かけください。

参考:
カラメルスタッフブログ | カラメルバナーコンテストと、広告PV増量キャンペーン継続のお知らせ
カラメル - みんなのショッピングポータル(トップに特集ページへのリンク)

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