February 02, 2008
「ページング」と「写真切り替え」のUIは、もっと良い表現方法があってしかるべきだと思う。
特に、前にミクシィ社の会社訪問の写真でも思ったが、CNET Japanのフォトレポートページはヒドイ。
フォトレポート:来た、見た、開けた--「MacBook Air」開封の儀
MacBook Airやミクシィというネームバリューを生かした、PV稼ぎ商法としか思えない。
まぁ現実には、如何に早く公開するか?ってのと、現状のCMSがそういうことしかできないからってのが正解なんだろうけど。
ページを切り替えるのが面倒すぎて、疲れてしまう。
なんで写真を見るだけなのに、面倒な気持ちにならなきゃいけないんだろう。
写真はサムネイルを並べてクリックするというのも面倒くさい。
現状写真切り替えで、一番楽しいのは、iPod touchや、Macに搭載されているカバーフローでしょう。僕はPicasaのスクロールUIはあまりピンと来なかった。
CoverFlowは。「次の写真を見たい」という要望を、ざっくりとしたアクションで表現できるところが素敵だ。楽しい体験というのはスライドショーのように自動的に切り替わるようなものではなく、ユーザーの行動とセットで、気持ちよさが伴うのが一番良いって事なんだろう。
便利で効率的なら良いわけじゃなくて、まるでアルバムをめくるようにワクワク感がセットであって欲しい。
かたやページングについては、そのメタファ自体は本のページをめくるようなアクションであるが、数字のページングなどについては、細かいマウスカーソル制御が必要だったりするのも含めて、そんなに快適ではないと思う。
ページングは重要機能だし開発者の領分だったりもするので、スタンダードにHTMLで可能なこと以上は、あまり検討されてこなかったんじゃないだろうか。
AutoPagerizeを使っても問題なく、さくさく大量の情報を一画面で表示できる昨今、もっと考え直すことはできないだろうか。AutoPagerizeみたいに下にどんどん行くというよりは、操作の仕方や見せ方で便利にできないだろうか。
ブラウザの機能拡張でマウスジェスチャーやショートカットキーでページング可能だと思うが、それはそれで良いんだけど、それだと「知る人ぞ知る」機能なので、ここで言いたいのはそういうことではなく、画面のUIそのものをもっと便利にしたい、という欲求です。
そんなことを言いつつも、目の前にやらなきゃいけないと溜まってるタスクが無事終わればなんか考えてみたいな。このblogを使って実験すれば良いのか。
ただ、インターフェースデザイナーではないので、是非、誰かにイノベーションを起こしてもらうことを期待してみたりもする。アイディアだけで実装しにくいってのがあったら、こっそり教えてください。JavaScriptあたりが障壁ならお手伝いできるよう努力します。CSSとデザインデータをもらえれば。僕がイメージしてるのはLDRizeのUI拡張みたいな感じ。
一番大事なのは、僕はページングは当たり前のUIだとは思ってない、というのがあって、「使いやすいもの」を前提に考えてもらえば工夫する余地はあると思う。
railsのpagenateみたいに、既存のUIに特化したフレームワークが出てくれば来るほど、結果、これを使うのが当たり前的に発展がなくなってしまうのではないか?という危惧に対して、いろいろ考えるようになってくる。
以上、そんなこと言う前に手を動かせって話でした。
ああいうのは、ああいうの楽しめる人向けに作ってるメディアなんじゃないんですかね。
一気見たければ他のメディアに触れればいいような気がするのですが。
やや、そんなミもフタもない(笑)
以前あったミクシィ社の新しいオフィスのレポートは僕も興味ありましたから全部見ましたが疲れました。ジャストミートなターゲット層としても、もうちょっとなんとかして欲しいです。
アンカーを貼り付けたリンクはシステム上かレギュレーション上アウトなんだけど、サムネイルの直リンクを置きたいから、あぁならざるを得ないとか、そんなところなんじゃないですかねぇ。ありがちなパターンとして。