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藤川真一について


初代モバツイ開発者
想創社再創業 / KMD博士課程
著書〜100万人から教わったウェブサービスの極意―「モバツイ」開発1268日の知恵と視点 [Kindle版]
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January 14, 2008

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その昔、さる件で、自分の身の回り数mだけから情報を取得できるならば、場所に応じたコンテンツを取得できるので、例えば、そのお店の特売情報をモバイルデバイスで取得したり、リピートオーダーのきっかけとなる情報が取得できるなんてのを話をしていた。

アクセスするには、iPodで無線LANに繋ぐだけ。無線LANのゲートウエイページから、1クリックでデータが取得できる。

よくお店の会計時に会員カードをもらうと思うが、あれを電子化することで、その場所独自の情報と、オンラインサービスと簡単に結びつく。わざわざメールアドレスを登録するなんて、その段階ではナシ。

例えば、美容院でお店でしかゲットできない会員カードを登録しておけば、携帯やパソコンから簡単に人気の美容師の予約状況が見えるし、その人のblogも見れたり、予約そのものもできたり。要はデータそのものが、いわゆるWidgetなわけ。そして予約まで行った段階で、ゆっくり顧客情報を取得すれば良い。

カフェに行ったら、カフェの情報やイベントの情報カードを取得できる。地図や、場所の行き方を説明する動画なんかも連携して、場所がすぐわかるようになってたり、知り合いにも簡単に教えられたり、かかってる曲が、iTunesで買えてショップはアフィリエイトとして手数料をもらえるのは良いかも。適当に音楽鳴らしておけば良いなんて時代が終わる。

商品の割引とか、別にその場で値引きすれば良いじゃん的なサービスはダメ。そういうのじゃなくて、リアルと、デバイスと、オンラインがうまく連携を取った形で、適切に売り上げに貢献するサービスを提供するのがポイント。


Life is Beautifulさんの
アップルは「音楽制空権」を取りにくるのか?

スタバに限らず、今はホテル・レストラン・小売店・ショッピングセンターなどさまざまな場所で音楽がどこからともなく聞こえて来るが、その時にiPhone/iPod touchを取り出せばそこで流れている曲が何かを知ることが出来、購入も出来たとしたら、どんなに便利だろう。

まずはなにより音楽で。

でも、iPhone/iPod touchは、独自のアプリケーションをインストールすることができるわけで、こういう世界を実現するのは携帯電話じゃなくて無線LANを積んだ、iPhone / iPod touchが今は一番近いような気がしてきた。

あのときはBluetoothかな、なんて思ってたけど、無線LANでも全然OKってのが見えてきたよなぁ。

携帯もNarrow Area Networkに対応すると良いのに。もっと狭い世界だとオサイフケータイがあるけど・・・。QRコードよりは遙かに使いやすいかもしれないが、かざすアクションも結構恥ずかしかったりするので、できれば何もアクションはない方が良い。メールをチェックするようなノリでやりたいところ。


ところで、最近ちょっと減ってきたけど、よくお店で携帯サイトのURLが用意してあって、そこへの誘導を迫られたりするけど、とにかくインターフェースがメールアドレスしかなくて、後々のメールマーケティングに如何に結びつけるか?みたいなところが明らかなのでウザイ。多くの携帯ユーザーは意識しない人の方が多いのか知らないけど、僕はそういうのを謳歌できない。

たまに送られてくるモバゲーのメールでさえウザイのに。変な時間に送られてくるとサーバの障害メールと勘違いするっつうの、というこちら側の事情もあり。

要は間接マーケティングツールとしてのWebという、ガツガツした奴はホント勘弁してもらって、そこでちゃんとお金が動く、お客様サービスとして使って欲しいのだ。間接的なマーケティングツールでしかないから、せいぜいクーポン券の替わりにしか使われてない。メールアドレスを割引クーポンで売るようにしか見えないから使われない。

そのためには、未だに最も有効なメールマーケティングから、新しいマーケティング手法を作る必要がある。

現状のRSSリーダーを使ったプル型のサービスが要素としては近い。でも、フィードがデータでしかないのは絶対に×で、もっとわかりやすいGUIと組み合わさらないとね。

考え方は極めてRSSに近いのでベースフォーマットはRSSでも良いと思う。汎用RSSリーダーで見れるし。その上かリンク先にUIが乗るような感じなんだろうな。オフラインで見れる領域とオンラインで見る領域で分かれるだろうから、動画のpodcastの動画の部分がFlashコンテンツになったようなイメージだ。

って、別に実装の話をしたいのではない。


プル型にするとアテンションの問題があるけど、そここそお店での体験が重要だと思うし。ソーシャルメディアや友人に、お店から情報を伝えたくなるように思ってもらうところが勝負かもね。

人に伝えさせることが目的じゃなくて、人に伝えるための情報を取得させることが目的。

モバツイッターでお店の良いところを伝えるためにオフィシャルデータを取得する、とかね。それが可能だったら多分、使い方はモバツイッターの写ツでお店の写真を送る流れに近いと思う。

モバツイの写ツもお店での写真は多いからね。そこで写真を取ると、一緒にオフィシャルサイトの情報が取れちゃったりして、そしたらtwitterで勝手に情報が拡散するんだよね? ・・・ということは送りたいと思う情報であることが一番重要だから、情報に商売っ気があって顧客の囲い込みが云々とか、ガツガツしてちゃダメなんだ。ローカルでしか得られないデータは、その場限りのデータなんだから、集めたくなるようなクリエイティブのクールなフライヤーのノリで。

(しかし、「携帯のデジカメで写真を撮ったら、同時に近隣の情報が取得できる仕組み」って特許にしたい仕組みだな。)

そうなったらWebデザインももっともっとクリエイティブになるだろう。理由は、以前書いた「バナー広告は非常に面白くてクリエイティブな仕事だ」と同じ。

今思い出したんだけど、AppleのCover Flowって当時思ってた理想の実装そのままだなぁ。名刺ホルダーでぐるぐるまわる奴あるじゃないですか、あのイメージで、情報検索したいって話してたんだよなぁ。デバイスのUIが良くないと、財布の中にしまい込んだ会員カードと同じで、すぐ使う気がなくなるから。

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無線LANもいいですが、
やっぱりipod touchもDSみたいに、
機器同士で通信が出来れば活用用途はもっと広がりそうなので、Bluetooth対応してほしいですね。

2008/01/14 18:48 しゅんすけ

しゅんすけさん、DSは無線LANで機器同士つながるでつ。
DSにBluetoothはついてないでつ。

2008/01/15 01:16 名無しさん
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