December 30, 2007
僕が事の発端だったらしい、ここ最近のWeb屋さんにまつわるお話の反応を見てて思ったこと。
こんなタイトルのblogを見つけました。
2004年に、こんなエントリーを書いてたからタイトルが懐かしかった。
当時はIAとか情報設計なんて言う言葉の概念すら知らずに悩んでました。
「誰のためのデザイン」も読んだことない、ただの開発者。
悩んでたのは「デザイナーがやる感覚的な情報設計に振り回されるプロジェクトの構図」みたいな部分でしたね。
文字通り「自分たちが何作ってるかわかってなかった」。2004年にもなって、そう言い切るのはマズイけど、それまで素で、品質のコアを担ってた人がいたんでしょうね。その人も自覚せぬまま、なんとか調整してて。そういう人がその役割から抜けた瞬間に、体系化されていないプロセスってものに気がついたのがその頃。
懐かしい。そこから、文書情報設計のたかやまさんとお知り合いになって、IA Instituteを運営されているbAの佐藤さんや、WebSigのIA分科会をやっていただいたネットイヤーの坂本さんとか、IAAJを運営しているコンセントの長谷川さんという日本のIAのメジャーどころに繋がっていったんだっけか。
そういえば、はてブなどを情報ハブの中心にしていると、こういう人たちを知る機会ないけど、どうなんだろ。長谷川さんとかは、よくイベントとかには出てるからそんなことないのかな。この辺の人たち激しく忙しげでオンラインに情報出してないのは機会損失生んじゃってるよなーとか言ってみたり。
参考:情報デザインエントリ一覧
情報設計が、デザイナーや開発者と言った担当者間で、バレーボールのお見合い状態に落ちてしまうってのはよくあること。その辺の力関係は会社の性格が強く出ます。システム都合だったり、デザインマターだったり、それぞれが主張しすぎたり、遠すぎたり。
さらにペパボに転職して、情報設計やシステム仕様設計をする人がかなり曖昧になりました。ペパボの場合は、サービスにもよるけど、デザイナーと言われる人が初期の機能設計をやってたりするね。この場合のデザイナーは、「デザイン&エクスペリエンスデザイナー」というのが妥当かもしれないな。いわゆるビジュアルデザイナーとは違う人だけしかやれないことだけど。
さらに他のブログでは、この話の流れでDTP屋さんの多くが、紙という単一のI/Fに捕らわれたデザインしかできてない的な話があって、それって、もう2000年以前ぐらいから言われてたことだったりもしますね。
なかなか、みんなのコンセンサスってのは進歩しないもんですね。
過去に同じ事を思って、いろんなことを試行錯誤してきた人と、断絶してるのかなぁ。
それとも知る機会があっても、単純に興味やニーズがないだけか。
顧客要望やトレンドの部分が進歩しなければ、作り手の考え方も進歩しにくいってのは、受託産業の難しいところかと。特に二次受け三次受けとなるとひっくり返すのも無理だろうし。
ただ沖縄のCSS niteに行った限りでは、別に東京の制作者と違和感なかったけどな。というか、そういう人だけと話したのかも知れない。
そういえば、この話題のツリーを追っていって、CSS nite岩手の開催に反対って言う人がいた。
それは多分考えすぎなんじゃないかなーと思った。経験してから判断しても良いんじゃないかな。なんか悪の魔王が襲ってきて、みんなが表面的なテクニックだけに溺れるような暗黒面に落ちちゃうんじゃないか?ぐらいの感覚なのかな。んなこたない。
とりあえず人の出会いの機会は大切にした方が良いですね。僕も、そうやって沖縄に行けたわけだし。僕に至っては、沖縄で青森から来た人と一緒に飲めたという不思議。
あと沖縄の人たちは、横の繋がりを作るきっかけにしてたかな。うまく機会を利用してくださいって話だと思う。
#朝5時に書いてる文章は、どこか飲み会の二次会みたいなノリになってる気もする。これこそ後で消すってエントリーかもしれず。(別にこれを書いてる時点で煽りでも、なんとかメソッドでもないので念のため。)
名前が上がっていたので(笑)
もはや紙(DTP)と比較することがどうかと思う訳です。
逆に紙から来てグラフィック→構造設計に携わっている自分としては、紙をやっていてよかったと…。というかエディトリアルね。問題はそれぞれの俯瞰力かな…とか[謎]
ウェブのひとびとがDTPと比較する際に、優劣的なアレも気になったりします。むしろそんな暇あるのかと(笑)
あと、あれですね。一番情報設計とか知っておいてほしいのはアカウント持っているひと。営業はノーマンは読むべきかと。
あ、名前消えてる(笑)
あ、名前消えてる(笑)
た、タイミング悪かったですね。すいません。
あまりに話の展開が唐突すぎてカットしてしまいました。
森川さんのレスを尊重するために、見てない人のために話を繋げておくと趣旨としては、
今回の件で、反応してくださった人の中であったのが、今もまだDTP屋さんが、Webのデザインどうしようという話があって、そういうのも2000年以前から変わってないよね、という話でした。
そこで、ずっと前からやってる森川さんとかなら、きっと思うところは沢山あるに違いない、と思ったということが書いてありました。
というか、そんなスピードで対象の人に見られてるかもしれないのか・・・(w
アクセスする人が増えれば、その確率はどんどん上がってくとはいえ。もちっとちゃんと書かないとアレだな。
RSSリーダーの更新タイミングで消した内容を後から突っ込まれたりもするし。
MT2.6だと、実際のデザインでプレビューできないので、ある程度は仕方がないんですが。
あ、来年もよろしくお願いします。