November 27, 2007
モバツイッターを作ってから、ただでさえ電池が持たない携帯電話のバッテリーは毎日充電するようになった。やはりツイッターをやるときは何度も画面をリロードして、通信量が増えてしまうことがバッテリがもたない理由だと思う。
特にWebSig24/7などの一日イベントで写ツを使ったり、セミッターを使って、ツイッターに情報をあげまくっているとすぐに電池がなくなってしまう。
さらに、仕事でサーバの監視のメールが一晩で数十通も送られてくるという特殊事情も相まって、電池が二本になった状態で放っておくと朝起きたら携帯の電池が切れていることもある。
CNETの「ランチがedyに対応すれば携帯だけで生きていける。」にも書いたが、携帯電話の電池が完全に切れてしまうとモバイルSuicaが使えなくなってしまうので、電気は確保できる状態の方が精神衛生上よろしい。
そこで電気が無くて困ったという状態をなくすために、足りない電池を補うべくオキシライド乾電池による充電器は必携のアイテムになっていた。
可能な限り秋葉原の電池屋さんでオキシライド乾電池をまとめ買いしていたが、出先で電池がなくなるとコンビニで売っている値段の高いオキシライド乾電池を買わざるを得ないこともよくあった。
また乾電池がなくなったことがわかりにくいので、少しでも使ってしまうと、電池の交換のタイミングがわからなくなってしまい、結局、気がついたら充電できなくなっていたりと、次の電池の補給タイミングがわからないことにストレスを感じていたところだった。
やっぱりオキシライドの値段が安くないことがネックになっていて無駄遣いできないところに起因している。乾電池も小さいながら軽くはないので、毎日持ち歩くのは最小限にしたいところだ。
ということで今年は、ひたすら沢山電池を買うようになった。おそらく松下電器などは、電池の売り上げが急上昇したのではないか?と思っていたが、案の定、こういうニーズを狙った商品が出てきた。
それが、「USBモバイル電源ポケパワーである」
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今回、AMN経由で商品をいただける機会があったのでレビューしてみたいと思う。
商品自体はシンプルで、「携帯電話の携帯充電器が充電可能になったもの」である。
写真のケースの中には単三乾電池型のニッケル水素電池が充電池となっている。
このケースを丸ごと携帯電話のように充電台に載せることで充電することができる。
もし、出先でこの充電池がなくなってしまった場合には、オキシライド乾電池やアルカリ乾電池を挿すことで給電が可能だ。
僕はau対応のケーブルタイプをいただいたが、DoCoMo,Softbankタイプも選べる。
コネクタ部分はUSBになっているので、iPodを充電することもできる。携帯ゲーム機をUSBケーブルで繋ぐことで、携帯ゲーム機の充電もできる。
また、当たり前だが充電池を抜いて単三乾電池として単独で使うと言った技も可能で、結構賢い系の電池パックと言える。
なお価格はアマゾンで3383円と書いてあった。
一見安くないように見えるが、コンビニで携帯の充電器を購入すると1000円ぐらいは取られると思う。また、オキシライド乾電池にせよ、アルカリ電池にせよ、コンビニで購入すると値段が高いので、緊急時に電池を買わないで済むので、一年も使えば十分に元が取れるだろう。
■ポケパワーへの要望
そんなポケパワーだが二点ほど要望がある。
1.携帯接続ケーブルの長さが短い。
もともと使っていたオキシライド乾電池による充電器は、接続ケーブルが50cmほどある。これだけあれば充電器をカバンに入れたまま携帯を充電しながら利用することができる。
実はこういう使い方をすると、どんどんバッテリーがなくなっていき、最後はモバイルSuicaも使えなくなるぐらいバッテリーがなくなってしまうので、オススメできない使い方なのだが、緊急時だからこそ充電しながら通信したいわけなので、どんなタイミングでも使えるようにケーブルは50cm程度あると便利だ。
2.USB接続ケーブルを抜かなくてはいけないこと。
どうもUSBと携帯とを接続するケーブルには、何かの制御器が入ってるのか、このケーブルを接続したままだと電池を消費してしまうと説明書に書いてある。ケーブルは外すと、すぐになくしてしまうので、できれば外さないまま使えるようにして欲しい。ケーブルのUSBアダプタ部分がゴツいので、iPodのケーブルのようにエレガントだとうれしい。
さらに、USBと携帯ケーブルを他の市販ケーブルなどを使うことは何故か推奨されていない。iPodなどが充電できるのであれば、問題なく動きそうなものだが。
■まとめ
携帯充電器が、僕にはマストアイテムになっているので、ポケパワーは願ったりかなったりの製品である。
使い勝手面でやや気になった面はあるが、パッケージとしてはきれいにまとまっているため日常の取り回しはスムーズになる。
携帯用の携帯充電池が充電池になりました!ってのもキリのない話だが、携帯の充電池が持たない現状においては、結局、こういう解決法がベストなのかと。いささか複雑な気分ではあるが、現実的に電池を買い続けていた自分としては、コストメリットも大きく大変ありがたいアイテムをいただきました。