November 14, 2007
結局、テレビ、新聞、雑誌に如何に取り上げられるか?って話じゃないのかなぁ。
インターネットのWebサービスがインターネットだけでキャズムを超えようなんてのは、そもそも甘い考えで、如何に既存メディアの信頼感を通じて広まっていくか、ではないかと。
週刊ダイアモンドに「WEBの真贋」という記事が載っていて、思わず買ってしまったが、こういうもののに一つ一つ載っていくことが一番大事なことかと。
そういう意味ではtwitterはまだまだ先やね。
まだセカンドライフ、モバゲータウンとかミクシィだもんね。
「社内SNS」についての山崎秀夫さんの文章は良かった。
このキーワードも着実に一歩一歩。
単純にお金儲けとして考えるなら、むやみにキャズム越えを狙うよりも、今のインターネットユーザーにマッチしたサービスや製品を提供した方が早そうだね。
あのミクシィだって、まだ僕の知り合いでやってない人沢山いるしね。僕的基準で言えば、まだキャズムは超えてないわけ。それで十分儲かってるんなら別に良いじゃん、という考え方もアリだと思う。
本気でインターネットサービスがキャズムを超える頃には、ニコニコ動画はテレビになって、ミクシィは電話や手紙になってるってことなのかも。
今、そこを目指して一生懸命広告宣伝費をかけて=現状の手であるマスメディアにお金を使って、非効率な営業をしていくよりも、そういう人たちがインターネットに目を向け始めたときに、使ってもらえるサービスを提供し続け、その水際に対してのリーチを怠らない程度の広告戦略ってのが一番良さそうな気はする。
例えばリスティングとか、ネット系雑誌への出稿とか、クライアントツールをパソコンや携帯にプリインストールしてもらうとか。
最近、話題のFaceBookFriendSterとか、twitterとか見ていて、結構思うことがあって、この両方ってUIがめっちゃしょぼくないですか?特にFaceBookFriendSter。デザインに楽しさとかそういう要素が一切無い。(背景は変えられるみたいだけど。)
SNSって画面デザイン不要なのかも。
要はコミュニティサイトで最大級に必要なのはコミュニケーションデザインであって、UIは二の次以下。
mixi,キヌガサ、GREEがまだ並んでいたときに、確かにmixiのUIを評価する人がいたけど、ホントにそれが原因でみんながmixiだったのかというと、そうでなくて、足あととか、マイミク日記がメールで送られてくるとか、そういうコミュニケーションデザインが秀逸だったからではなかったのだろうか、と思う。
OrkutとFaceBookFriendSterやMySpaceを見ると日本のSNSはデザインが優れていると思う(子供っぽいのかもしれないけど)が、じゃぁこの3つのSNSのコミュニケーションデザインはどう違うのだろうか。