October 28, 2007
コンビニでお茶買って、支払いで
1.「袋にいりません」
2.「nanacoで払います」 or 「Edyで払います」
3.「レシートいりません」
の3つを連続で伝えるのが無駄です。
しばらく店員さんとのやりとり(プロトコル)を模索してみましたが、どこのコンビニでも、彼らの最初の関心事はお茶を袋にいれるか、否か?なので、これをまずは話さなくてはなりません。
そして、2,3ですが、僕にとって実は一番大事なのは3番の「レシートいりません」なのです。
これで紙が無駄にならずにエコにも優しい。電子マネーで支払い記録は電子化されているし、POSには購入情報があるハズだし、レシートをもらう必要はありませんし、そもそもお茶ぐらいで支払い証明をもらう必要はありません。
最近、電子マネーによる支払いに慣れてきてしまうと、いったいこのコンビニは、nanacoなのかedyなのかがわからなくなって、口ごもってしまうこともあります。
つまり、お金を素直に出すことよりも、伝える努力をしなくてはいけず、会話量(手間)が増えています。
本当に便利なのか?というと、人と話すのが嫌いな人は、余計煩わしくなっていることでしょう。(別に僕は嫌いなワケじゃない。最後に「どうもー♪」は欠かさないつもりだし。「ありがとう」と言うのは、もうちょっと大人にならないとダメっぽい)
そこで解決法として、
1.電子マネー専用の無人レジを作る。
または、
2.「つゆだく」みたいなショートカットキーワードが普及する。
を提案したいです。
「1.」の無人レジですが、しばらく、お茶を購入し続けてみるとわかりますが、万引きのことをさっぴくと、この購入フローに店員はいりません。
袋とレシートがなければ、彼らはレジのモードを切り替えてるだけなのです。
無人レジは、スーパーの西友などでも行われております。西友の場合は、多数の無人レジに対して、一人の店員がついているという状況です。
ユーザー自身が商品のバーコードをスキャンさせ、レジを通した商品と、通す前の商品の二つのレジ袋間の重量差で不正を検知する仕組みになっています。
しかし、「さんま一匹100円」のようなバーコードのつかない商品は、個別メニューで商品を選択しなくてはいけません。
銀行ATMに近い複雑度で、店員が張り付いている状況のようです。
当然、一人あたりの滞在時間は、素人がレジをやってるので長いです。賢いんだか、賢くないんだかわからないシステムです。買い物かごに入れるだけで決済ができる、無線IDタグ時代への実験みたいなものでしょう。
メリットは、袋に商品がキレイに収まって、持ち運びしやすくなります。楽しいです。これはやってみないとわからないので、もしお近くのスーパーに無人レジがあるようなら、週末の買い出しの時にでも試してみることをオススメします。
しかし、レジを完全に無人にしてしまうのは推奨しません。
池袋駅の改札のようにキセルが多発したり(ホント、ウザイです。)、ETCのように強行突破してしまう人が100万人もいて、プチ犯罪者を多数生んでしまうような、性善説に基づいたシステムは推奨しません。
要は電子マネーしか使えないレジであれば良いので、そういう風に作ってほしい。
「2.のショートカットキーワード」の方がお金も手間もかかりません。多分、放っておけば若者の間で素敵な言葉が作られることでしょう。僕はそれに乗ります。
ただ、最近の若者(に限らないけど)は、レシートを目の前のゴミ箱に捨てる習慣が身についているので、彼らにとっては、あまり問題ではないのかもしれませんね。
あとは、電子マネーで購入した場合にはレシートを出しません、でも良いような気がするんだが、何故それをやってくれないのだろう。詳細な購入履歴が出ないからなのかな。
何かのタテマエが、完全な電子化を邪魔してるような気がします。