October 21, 2007
ちょいとコメントが書けなかったので、自分ところに書きます。
fladdict.netさんの
「SEOとかXHTML準拠とかって宗教なんじゃないの?」
>おかしいよね、専門家の人はFlashはSEOに不利とかいってるのにね。
>ここ3年ぐらい自分なりの仮説を持ってSEOの実験とか色々してたけど、
>SEO専門家の理論より俺SEO理論のほうが全然機能してる気がするよ。
1.XHTML対応とかWeb標準準拠などで細かいコード品質はあまり問題ではない。
要は適切にクロールされ、検索エンジンが嫌にならない程度に解析ができて、コンテンツ構造において重要度が解析されればOKではないかと。(ただ、それは上位に表示されるためのものではなくて、その一歩手前にある「適切にインデックスされる」ことが目的)
2.いわゆるSEOのポイントは、ライバルと比べてサイトとしての優位性がない場合・・・ブランドがない、とか、同一キーワードでの競合が多い場合に、いかにメッセージを検索エンジンとその先のユーザーに伝えるか?という話でもある。
3.FlashがSEOに不利なのは、検索されたいワードを検索エンジンに伝えにくいからという理由であって、Flashを使うことが不利なのではない。
多分、LoadMovieで読み込むswf内に記述されてるテキストをインデックスしてくれる検索エンジンはまだないんじゃないでしょうか。(その前にJavaScriptを解析する方がプライオリティ高いでしょ)
起動時に、昔ながらの起動only Flashがあって、その上に多種のswfを読み込んでいくローダーを使ってるFlashコンテンツは、最悪なんじゃないでしょうかね。
4.いずれにせよ外部リンクの質と数が伴っているサイトは、HTMLのコード品質は枝葉の問題でしかない。1.が解決してれば十分イケる。
そんなところじゃないでしょうか。
しかしページランク8はすごい。
ただ他の人も指摘してる通り、SEO対策とページランクは目的が必ずしも一致しないですよね。
SEO対策の善し悪しとしては、例えばユーザーが「Amazon Search」と入力したら、Amaznodeが検索されるのか?というのが重要であって、それこそページランクが8だからと言って、「Amazon Search」で一ページ目に出てくるわけではないというところがポイントとなるのではないかと。
要はサイト側が、こういうキーワードで検索されるでしょ!と思ってるキーワードと、ユーザーが検索したいと思ったキーワードが検索エンジン上でマッチングすることが大事で、その一致したいキーワードには競争があるケースがあって、戦いの武器としてSEO対策がある、と。
僕の経験イメージですと、SEOに必要な重要度としては、
優良な外部リンク > 検索する人を意識した十分な説明テキスト >> スパムではない外部リンク > XHTML + CSS(ただしマークアップエンジニアが追求するようなコード品質はここでは重要ではない。)
そんなイメージを抱いています。