July 21, 2007
つい何日か前から、はてブの人気のエントリーで見かけてた記事
なんか結構古くからある文書らしい。一昔前なら、アンダーグラウンド掲示板あたりにリンクが張られていたような内容なのか。
また、東電の社員の人が、上記エントリーに対する反論を書いています。
で、読んでいて思ったんですが、そうですねぇ。
まず反論の記事の方ですが、運用においてヒューマンエラーをどれだけ起こりうることが防げているのか?については、全ては反論できていないなぁと思いました。「・・・なハズ」的なところが多いですし、当然それは知らない立場だからなんだろうけど、理詰めで押さえ込もう的な意図の方が強く感じられて、説得力が感じられなかった。(その言っていることが実際に運用できているのか?という部分で、全てを信じて良いのか躊躇している)
やっぱり理屈と、あるべし論で、そんなことは起こるはずはない、という見地に立って考えられているように思えました。まぁ、それはエンジニアとして正しいですし、それが成り立たなければ、原子力発電所なんて作れないと思いますし。
元の記事の方は理論的なところはかなりトンデモなんでしょうが、現場で起きていたところは、100%捨てて良いのかっていうと、それもまた違うような気がしています。感覚的ですが。
でも、その真偽よりやっぱり思うのは、どっちを読んでも想定外な事象で、いかんともし難い状況になることはありえて、そしてその時に僕らは無力なんだろうなぁってことだけは感じました。
扱う相手が大きすぎるってことだけは確かっぽいですね。
柏崎原発 地下に放射能帯びた大量水
「放射能」って現象のことだと思ってたので、こういう見出し正しいのかなぁ・・・。(wikipediaによると放射能とは「能力」のことであるとある)
複雑すぎる技術を高度に運用するのって難しいですよね。
でも、かといって後にはひけませんからね。って、こういう考え方がいけないのかな。
まったくもってパパラギだねぇ・・・。
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飾らない言葉、飾らない思想!
読むたびに新しい発見があります
レビューワの方のコピペ
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その中に居るとそれが普通と思ってしまう。
そんな私達が当然と思っていることに対して、ツイアビは、なぜそんなに自ら苦しむような事をしているのか?と問い掛ける。
私は読んではっとした。
こうしなければいけない、ああしなければいけない。とたくさんの事を思っているけど、それは自分を、自分達をがんじがらめにしてしまっているだけなのでは?それでよけい不自由になっているのでは?
大好きな本の一つ。息詰まりを覚えた時、読み返している。