June 27, 2007
Youtubeって確かに恩恵に預かってるけど、じゃぁリビングのTVで見るかっていうと、ほとんど見なくて、もっぱらWebSigのセミナー映像の配信とか、ちょっと前にあった当て逃げ映像とか、あくまでもblog上でのコミュニケーションの延長線上にある映像共有には最高だけど、著作権違法コンテンツを除くとPCで映像を見るのに向いているのかなぁと思っていました。
著作権違法コンテンツはミュージッククリップを除くと、僕は見たことが無くて、何故だろうと思うと、要するにオンデマンドで映像を見ることがほとんどない。最近は、DVDの映像を見ることもない。暇じゃないから。
じゃぁTV見てないかっていうと、決してそんなことはなくて、多分、Animaxを見てることが多いです。次何やってるのかを自分で制御したいわけじゃなくて、今、何が流れてるのかなぁ?という流れにあわせて良いのがやってなければTVを消す。もっぱら受け身です。リビングは、ふんぞり返って享受するのが心地良い。
ただ自分では処理しきれないほど暇な時間があった学生時代とは状況が全然違うので、要はオッサンになっただけだと思うので、そこに対して、オンデマンドはイマイチとかは努めて考えないようにしています。
そんなんじゃGyaoも説明できませんからね。ちなみに学生の頃は、かなりビデオを見ていた方だと思います。アニメやら洋画やら。レンタルビデオが中学生の頃に沢山出てきた世代ですからね。
いずれにせよApple TVにせよ、Xbox + Vistaにせよ興味ないんですよね。今のところ。うちはパソコンがTVに繋がってますからね。joostはTVに映してみました。
TV番組は、遠い昔から広告収入を前提とした番組制作なので、キャンペーンと非常に親和性が高い。
誰かの映画が完成すれば、タレントの生き方を紹介する番組に出ていたり、バラエティのゲストとしてあちこちの番組に出ていたり、ジブリの映画が再放送されたりと、気がついたら新しい映画の情報を知るように番組は作られています。
でも、そうやって自分が間接的に世の中の動きに連動していくことは結構心地よくて、ただなんとなくTV番組を見ているだけでなく、世の中、どういう風に動いているんだ?ということが知れる副次的メリットもあったりするわけです。
(なによりTVで当たり前のように見ている映像技術の品質が高い。よくわからないけど、とくダネでのデーブスペクターの一発ギャグに映像がちゃんとついていっているのってなんなんだろう・・・とか。)
しかし、マスメディアへの広告は、お金を持っている企業しか出せないわけですが、結局のところ僕の中ではテレビはマスメディアのものであるというところから脱していない。
それに対してインターネットの動画は、ブロードキャストではなくナローキャストだと思うので、ターゲットは非常に限られている。
なので、Apple TVやXbox + Vistaのメリットは、あくまでも単純に大画面テレビに映し出すための手段としてしか思いつかないんですよね。そこに素敵なユーザ体験は感じられない。
現状のインターネット上のユーザー体験が、今後主流になって、リビングに入りこむのかわかりませんが、もしネット上での映像体験の本命がCGMであったり、ニコニコ動画であるならば、むしろ、週刊少年ジャンプの変わりになるパーソナルデバイス・・・・モバイルデバイスとか・・・・の方が向いているような気がするのですが、どうなんでしょうか。
ところで僕が欲しいと思うのは、別のデバイスのリモコンを操作するのではなく、ノートパソコンでネットサーフィンをしていてブラウザに表示された動画を、そのまま無線経由で大画面TVに映せるデバイスですね。
TVとノートパソコンの間で、動画のURLがシームレスにコピーされるようになってるだけでも全然良いと思います。要はパソコンが高度なリモコンになっている。
オンデマンドは終わった後が、オ○ニーの後始末みたいでむなしいので、今流れているTV映像に割り込んでインターネット動画が再生されて、再生終了後には普通にTV映像に戻ってくれる。
そうカラオケボックスと同じフロー。あんな体験が得られるテレビが欲しい。