June 09, 2007
昨日、AdobeのCreative Suite 3(CS3)の発表イベントに行って、新しいCS3はどんな感じなのか見てきました。
Fireworks3は、Photoshopと競合しない方向をWebのプロトタイプ作成という情報設計の分野に活路を見いだたようです。
以前、僕が書いた、以下の課題を解決してくれるツールになっています。
遠い昔に書いた話ですが、以下の要件を新しいFireworksは解決してくれます。
こういうツールないですか?より
1.画面枠内の画面要素だけを切り取ってHTMLに書き出してくれる機能
(画像切り出しのダミーHTMLでよい。)
要するに図面余白や、寸法線、説明コメントは出力されないで、画面のところだけ出力される。
2.HTMLフォームは部品として配置でき、HTML上では通常のフォームタグに書き出されること。
3.ハイパーリンクをホットスポットとして文字列オブジェクトまたは画像オブジェクトに貼ることができる。また、フォームボタンにもリンクを貼ることができる。HTML出力時にハイパーリンクになる。
5.寸法単位はピクセル単位
6.図面上のフォームボタン等は、MacOS、XP向けの確認表示ができること。
特にフォームボタンを各OSのブラウザ(Mac IEとか)で事前に確認できるあたりなんかも、にくいです。
ということで、Visio Professionalを買うより、CS3のWebエディションをアップグレードした方が安いですね。
Creative Suite 3 Web Standard 日本語版 WIN アップグレード版(6/22発売予定)
携帯電話の個別環境のテストができると、Device Centralと、マルチメディアのアセット管理系CMSも真っ青なインターフェースのBridgeも使いやすそうでした。
またDreamweaverが、組み込みのCSSレイアウトがあるあたりもプロトタイプ作成で活躍してくれると思います。Fireworksと連携させて何ができるのかをやってみたいなぁ。