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藤川真一について


初代モバツイ開発者
想創社再創業 / KMD博士課程
著書〜100万人から教わったウェブサービスの極意―「モバツイ」開発1268日の知恵と視点 [Kindle版]
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May 13, 2007

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インターネットをやって、はてブ見てたり、blog書いてたりすると、いろんなツールがどんどん出てくる状況を目の当たりすると思うんですが、

でも、僕ってものすごくそういうのに腰が重くて、GreaseMonkeyもまだ使ったこと無いんですね。

2000年以降に、やれSVGだのSMILだのXSLだの、ある種のXMLバブル的なモノを経験してしまったのもあって、特に新しい技術はメインストリームに採用されるまでは、結構消極的だったりして、僕はギークではなくフォロワーを自認しているわけですが、それはそれでマズイというか、今あるニーズに技術を如何に生かすかってのと、今ある技術を使って如何に新しいニーズを作るか?というあたりの狭間で、自分の気力に対して葛藤を覚えていたりするわけです。

そういう自分が思うに、新しいことを試し、新たな発見をしていく人に大事な要素は、とにかく「前向き」であること。

多分、「前向き」ってビジネスをやっていくにあたって、最も基本的な能力だと思うわけですが、そんな前向きでパワフルでネットを活用するビジネスマン代表としての徳力さんの本の紹介です。

「デジタルワークスタイル」という本のタイトルには、前向きな力を感じます。
素敵なタイトルだと思います。

デジタル・ワークスタイル―小さなことから革命を起こす仕事術
徳力 基彦
二見書房 (2007/04)
売り上げランキング: 10

仕事メールの受信箱を毎度、空にするのは実践し始めました。

すっきりするんですよね。


それと本書にはもっとわかりやすいメリットが書いてあるけど、blog書くと良い。

mixi日記も検索エンジンの人が入って、日記が検索できるようになったからそれも良いと思うんだけど、blogは、googleってサイトがネットでアクセスできる情報を勝手にデータベース化してくれるから、外出先とか会社で、あれーなんだっけーと思ったら自分のサイトを検索すると良い。

よくあるのが、自分が持ってるマシンや電気製品の型番やスペックを調べたり、携帯を買った時期がわからなくて、外出先で会話しながら、携帯の機種変しようかなんて話になった時に、13ヶ月経ったのか経ってないのかをblogを書いた日時から調べたりするわけです。

さらに良いのが、他の人が言及してくれてることも探せることで、今、この文章書きながら検索してみたら、

Googleで「モバツイ site:twitter.com」を検索

>モバツイの作者に話しかけてみたけど返事ナス

あぁ・・・すいません・・・。今気がつきました。

・・・ってことになる。


そして、ちょっと前向きになったような気がします。

この本は、多分、MovaTwitterの開発スピードにも影響しているかもしれません。
「小さなことから…」って言葉が大きいですよね。

…小さなことの積み重ねって、重要なんですよね。

日々の積み重ねが、追いつけない差になるのは、仕事では数字に表れるし、技術についてもギークとそれ以外の人の生産性の差はそういうところから出てくる。

そういうところを個人で「前向き」に遊ぶぐらいの心持ちって重要。

でも、今できてないものをいきなり精神論で前向きになれって言っても、人はそんなに簡単に変われませんから、とりあえず本書を読んでみると良いんじゃないでしょうかね。

何故、こんな文章を書いてるかってのはわかると思いますから。

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