May 05, 2007
今朝、api経由の接続ができなくなってモバトゥイッターの接続もできなかったのですが、それが復旧した後でtwitterのモバイル対応ページが登場したようです。
今はまだいろいろ不備がありますが、今後育っていくことでしょう。
というわけで、モバトゥイッターからもすぐにログインできるようにリンクを張っておきました。
モバトゥイッターの通信エラー画面と、モバトゥイッターのマイページの最下段に置いておきました。
モバトゥイッターでうまくログインできずにエラー画面になったときには、twitterにログインしてみて、うまく動けばモバトゥイッターが悪い。twitterがログインできなければ、あっちのせいと、状況の切り分けができるようになりました。
また、今朝みたいに、「apiの受信だけ」が落ちている場合は、twitterでみんなの発言を聞くことで判断できます。今朝はモバトゥイッターだけじゃなくて他のクライアントツールも使えてませんでしたから。
twitterのモバイル版について今、微妙に気になっているのが、一度ログインすると端末IDを覚えているのか、二度目以降は自動でログインができるようです。しかし端末IDがexpireする手段ってあるんですかね。
例えば修理に出した時に借りる代替機でログインすると、代替機のIDが覚えられてしまうわけですが・・・。
モバトゥイッターは確かにid,passを入力しなくてはいけませんが、それをユーザーの手で削除する機能もつけています。
僕が思うに、クッキー認証系のセキュリティの原則としては、
「ユーザー自身の手で、ログイン情報を削除することもできること」
ってのがあるんですが、そこは満たされていないような気がします。
その辺が「ざっくりとしたtwitter」って感じです。この割り切り感、ざっくり感がapiも含めて、使いやすさの秘訣なのでトレードオフなのかも。(まだよくわかりませんけどね)
Youtubeが著作権を壊し、twitterがセキュリティの厳密感を破壊していく、そんなイメージを持っています。
この辺ざっくり削除(理由はコメント欄参照)
さて、モバトゥイッターとtwitterモバイルの差別化ですが、当然、twitterの正式モバイル版の登場は想定していて、名前もバッティングしないように気をつけていたわけですが、
モバトゥイッターは、僕と、使ってくれるユーザーのためのtwitterクライアントなので、なんか、うまく取り込んじゃえば良いかなと思っています。
まだモバツイユーザーの方には認知されていませんが、特にURL周りの「使いやすさ」はこだわっていて、
1.ma.laさんとかotsuneさんが今読んでるよってURLをアップしてくれてるblogなどを携帯向けにコンテンツ変換して読める
2.もし今読む時間がなければ、はてなブックマークに保存しておくことができる。(今のところ、あとでログから発掘するよりは探すのが早い)
3.「tMenu」というリンク集に、google検索がついていて、携帯電話でPCサイトを検索することができる。モバトゥイッターにモバイル向けのコンテンツ変換エンジンを持っていますので、携帯で普通のblogやニュースサイトを見ることができます。(ここから東京グルメも、Yahoo!ニュースも検索できることがポイント)
4.はてブのhotentryなどを自動的に集めている、milkstand.netのポータルページにアクセスできる。(マイページで「#」)
僕が携帯電話でWebをやるときに一番困っていたのがポータルページがない、ということでした。
普通は携帯で何かを探すときにEZWebの公式ポータルページにいくわけですが、その存在目的上どう考えてもシンプルになるはずもなく使いにくい。googleのモバイルゲートウエイは正直言って使いにくいし。
なので、今までmixiモバイルが携帯のポータルの位置づけだったのですが、mixiモバイルはクローズドだし、外のWebも見られませんから得られる情報も限りがあります。
そこでモバトゥイッターを、「とりあえず携帯で開くようなポータルページ」と考えることで、そこからいろいろ僕がやりたいことに対するリンクを張っていきました。
google検索は結構使えると思っていて、よくあるのが他の人が言ってることがわからないことを調べるパターン。実際あった例だと、みんなが何故か騒いでる「らきすた」ってのがわからないので、googleからwikipedia見てみたり。今、誰かが行ってる青山のお店の名前調べてみたり。
また「5月5日」と検索すると当日の話題が検索できるのが便利。
これは一発で検索する機能をつけようと思っています。wikipediaも検索できますし、競馬の結果も調べることが出来ます。Y!の経路検索もできるのかな。
もはや、それtwitterじゃないじゃん!というのが、今まで機能を訴求しなかった理由。
それは僕も重々承知しているので特に主張もしなかったんですが、今回、公式のモバイル版が登場したのでちょっと触れてみました。
僕としては、モバトゥイッターは、いわゆるマッシュアップなモバイルポータルという位置づけになりつつあって、現状、
・twitterの部分がコアのコミュニティエンジン
・みんなが書いたURLへの自動リンクや、google検索+モバイル向けのコンテンツ変換が、PC世界とのインターフェース
・昨日対応したGPS位置情報対応が、リアルとのインターフェース
となっています。
マッシュアップと言っても、Webサイト間のapiによる云々という狭義なものではなく、携帯を軸として生活の中でいろんなものとマッシュアップできるサイトになったら面白いなと。
今のところ僕の回りのtwitterを使う人たちが楽しんでるのは、携帯専用サイトじゃなくてPCサイトなので、そこの情報はうまく繋げていきたいです。
モバトゥイッターの僕的なメリットは、何よりアウトプット先がtwitterであるからこそインプットで遊んでみるモチベーションが生まれるということです。
例えばGPS連携もできるってことはなんとなく知ってましたが、実際にやってみる気になったのは、twitterにアウトプットするという目的があればこそ、ですね。
(そして、twitterのモバイル版はいずれ出るはずってのと、twitterMobileがライバル(仮想)として存在していたからかと。)
twitterをベースにして、うまく楽しんで行ければ良いのかなと。
しかしながら、最近考えていたモバトゥイッターの存在意義と目的ってのがあって、それは
「twitterを活用する機能を付加していくことで、非携帯nativeな世代へ、モバイルライフの楽しさを訴求する」
というものです。大げさですが。
関連リンク:
モバトゥイッター
僕がtwitterにハマる理由