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藤川真一について


初代モバツイ開発者
想創社再創業 / KMD博士課程
著書〜100万人から教わったウェブサービスの極意―「モバツイ」開発1268日の知恵と視点 [Kindle版]
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May 03, 2007

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感想:twitterもそうだし、mixiもそうだし、最大のポイントは、この場の目的は何か?などを深く考えてるよりは、多分、何も考えてないで作ったんじゃないか?!という微妙なところにコミュニケーションの場を作ることで、ユーザーが勝手に用途を見つけることにあるんじゃないか?と、この文章を書いて思った。

HeartLogicさんの「Twitterはキャズムを越えられない、とか平凡すぎるタイトルを思いついたことに自己嫌悪記念」を読んでいます。


●駄目なタイプだと思う理由1。〜「俺は今こいつの言葉を全部拾う義務がある」みたいな状況に追い込まれと会話を始めないというダメな特性を持った自分には向かないと感じている。

ふむ。ふむ。

●理由2。
「オムツ替えてきた。今日は快便」とか「(子どもが)大量ゲロ吐いた」、「着替えさせたとこ」、「救急病院行ってくる」とか書いても誰も喜ばないというか迷惑だというか書いてる場合じゃない。

こういうのを気にせず書けると良いんですよね。

全然話ずれちゃうかもしれないんですが、僕は会社ではどうにもミステリアスな人のように思われてるみたいで、昨日、「えふしんさんって、iPodでどんな曲聞いてるんですか?」とか、「嫌いな食べ物あるんですか?」などという質問をされたんですね。

どういう真意なのかはよくわからなかったけど、どうも僕は会社では自分のことを全然しゃべってないらしい。よっぽどネットの方がアウトプットしてるんでしょうなぁ。

飲みにケーションが足りないということなのかもしれません。

mixiのようなSNSや、このblogでも基本的に同じで、僕ってものすごく難しいことをいつも言ってるらしいんです。社内のSNSでも同じですね。きっと、技術やビジネス的な話にしか反応してないんです。

僕がずっと「何かを作ろう」「何かを作ろう」と思ってハマっていたのが、「ITは、何か生産性をあげなくてはいけない」という強迫観念みたいなのがあって、スゴイものじゃなきゃ価値がないという思いこみ。そう簡単に生産性を上げるような素敵なイノベーションが思いつくはずもなく、長らく戸惑っていました。

ところが、twitterはアプローチが全然違っていて、なんとなしの会話の中から、今、各地の天気がわかって、雨の移動動向がみんなの雨降ってきたコメントからわかる、とか、

今日の夕飯は、何故かみんながパスタ食ってて面白いね、とか、そんな話を見てパスタ食べる人がでてきて、これってtwitterが経済動かしてね?みたいところだったり、子供が怪我をした話が気楽にできたり、とか、下町のオバちゃんが近所の人と話すようにいろんな話が入ってくる。

MovaTwitterやTwitterMobileのおかげでGWに旅行に行ってる人の羨ましすぎる現地報告なんかも刺激されますし、

まず、そんな人の行動が普通に面白いなぁってのと、

さらに、そういう会話の中で、あのセミナーに申し込んだ!とか、こういうWebが面白いよ!とか、個人的にも役に立つ話が入ってくる。

これがセミナー共有SNSみたいな目的に最適化されたサイトだったら、多分、僕はいかないと思うんだけど、twitterで何の気なしに流れてくる情報や、botをaddすることで自在にsubscribeできるような感覚が面白いなぁと思っています。

だから、がんがん友達をaddして情報の海に飲まれよう!という感じですかね。僕のスタンスは。
全然知らない人の情報だから面白いんですが。まぁMovaTwitterで閲覧可能なという意味で、閾値ってのはあると思いますが、まだまだ大丈夫です。addしてるfriendが300人ぐらいいても同時に10人発言してることはないですからね。

人に話を聞いてると、より多くの人がアクセスするircみたいなもんらしいですね。
パソコン通信初めて15年ぐらいネットコミュニケーションを利用してるけど、fjとIrcは知らないんですよね。なんと。

そういえば、orkutを初めて、多くのWeb制作者と知り合うきっかけになったけど、twitterを初めて、ircとかをアクティブにやってた人と繋がるようになった気がする。いろんな流れを持った人が、新しいソーシャルの場でクロスできるんですよね。

なんかホントに話ずれたような希ガス。

●理由3。
最近、興味の方向が変なところに行っていて、自分でもどうアウトプットしていくべきか悩んでいるところで、Twitterを前にしても何を書いたらいいのか分からなくなってる。

わかります。わかります。

twitterからは話がずれますが、wikiが面白いなぁと思ったのは、以前作ったwikiページをコピーして、テンプレートベースでありながら自由な記述ができるところで、例外や発展は自由に作れるけど、全体の「なんとなく」のフォーマットは維持したいという、アジャイルでありながら、仕様書的に使えるというのが良いなぁと思っていまして、(まとめサイトもそうですよね)

つまり、既存のフォーマットを参考にしつつ、新しいモノを作っていくプロセスに使えるというところなのですが、

それと同じというわけではないのですが、MovaTwitterでは、「☆ったー」という機能をつけています。

「☆ったー」はテーマにそったステータス更新をする仕組みで、そこでメッセージを発言すると、その文脈で書いた他の人の発言が一覧で見られるのと、自分のステータスには、「☆**ったー!」という文字が末尾に付加されて送信されます。

現在、6つのテーマがあります。
1.自分の中にある嫌なこと、モヤモヤ感をアウトプットするために
「★ザンゲったー!」

2.ダイエットをしたメモや、これからダイエットをする意気込みを書く
「☆ダイエったー!」

3.ガンバったことを頑張った!と堂々と書くための
「☆ガンバったー!」

4.口に出して言えない嫌なことを吐き出して魂を解放するための
「★イラったー!」

5.良かったことは、良かったと言ってあげたい
「☆ヨカったー!」(はてなメソッドです)

6.お金を貯めたい人へ
「☆ケチったー!」

という行動テンプレートというんでしょうか、アウトプットありきの入力支援機能を用意しています。

僕はものすごくオンデマンドな人なので、計画的にダイエットしようとかが苦手なんですね。
思ったことをすぐ忘れちゃうので、手帳に一年の計画を立てて云々とかが大の苦手。

でも、お腹空いたなぁとか、今日は天気が良いから何をしよう!というときに、twitterにこういう言葉がアウトプットする手段があるから、じゃぁダイエット的な活動をして、そのことをtwitterに吐き出そう。それが自己満足でも全然OKなのがtwitterの良いところ。

・・・というアウトプット目的ありきで行動を当てはめていく、というんですかね。(うまく説明できない)

嫌なことやむかつくときに、「むかつく」って書くより、「★ザンゲったー!」とか「★イラったー!」ってつくと、なんとなくネガティブなことを書きやすい、とか。(逆に、これを連発することに抵抗を持つことでネガティブだらけの発言とはケジメをつける、とか)

って、まぁ僕がダイエットしたいからつけた仕組みで、目的の思いつくシチュエーションと、達成へのご褒美のスパンが短いのが良いです。

よろしかったら、お試しください。

●リアルタイムのステータス報告ツール

僕はダイエットアクションのリアルタイム記録にtwitterを使っています。
晴れた夜は、となりの駅で降りて、家に歩いて帰っています。この帰る途中にMovaTwitterを見ていて、歩き始めに「☆ダイエったー!」、家について「☆ガンバったー!」を送ると、その差分が、歩いた時間ですね。

また、位置情報は多くの人が試されているようですね。
僕は何に使ったら良いかよくわからないのでテンション低いのですが、つけてみたら何か思いつくかもしれないので、試してみようかなとは思っています。

●ゆるーい半リアルタイムチャット
セカンドライフのチープクライアント版みたいな位置づけのサービス

ある人とセカンドライフはイケてるか?という議論をmixi日記でしていて、僕がセカンドライフ支持側だったんですが、twitterを知って、twitterとセカンドライフって楽しさのポイントは同じなんじゃないか?と思って、じゃぁ何故、セカンドライフはこんなに大げさじゃなきゃいけないんだろう?と悩んでいたわけですが、それtwitterじゃダメなんですかね?!

●人脈構築、人間関係橋渡しツール

こういうのはtwitterではない方が良いですね。こういうのは環境の上に人間が勝手に作っていけば良いのかなと。ギラギラしたサービスには近寄らないので。

mixiも出会い系にカテゴライズするのは、そういう利用をしている人が多いってことなんでしょうが、僕の周りは全然そんなイメージではない。まぁ、今いる会社の社長や副社長とはmixiで出会ったわけですが。

僕は出会いありきの場ってのはキモイですね。出会いは結果的についてくるものだと思うので。


と、ダラダラと朝ご飯を食べつつ思ったことなどについて反応してみました。

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