April 29, 2007
■先週末にやっていた、はてなの伊藤さんのセミナー行った件。
非常に聞いて良かったセミナーでした。何より、あのはてなブックマークも毎日開発、毎日継続のサイクルを回して大きくなってきたサービスであること。
はてブのコミュニケーションのベースは最初から想定済み。ただし最初は便利機能は何もなかったので、徐々に大きくしていったというところが、非常に参考になりました。あぁなんか頑張って続けていくことが大事なんだなって、改めて思い直せたのが一番の収穫。
twitterだって、トラフィックがブレイクするまでに1年かかってますからね。
それまでは鳴かず飛ばずだったようでした。twitterみたいなリアルタイムコミュニケーションでも挽回できるんですよ。
また、このセミナーの一番の目的は、the badtiming.comの須賀さんにお会いしにいくということでした。実は。
前職では名刺を交換させていただいたのですが、僕がF's Garageの人であることは繋がってないままなんとなく会ったことがあるという感じだったので、今回で、ようやく僕がF's Garageを書いている人だということをお伝えすることができました。
元々、ペパボのheteml担当者がこのセミナーに当選していて、須賀さんにご挨拶したかったそうですが、残念ながら担当者は用事で行けなくなったので、その代わりに僕が行ったという次第。いやー無事にご挨拶できてよかったです。
是非、今度、hetemlの担当者もお会いさせてください。
ちなみに、Web2.0系ベンチャーの資金調達モデルについて思ったことなのですが、
1.すぐには成功しないサービスの方が多いだろう。サービスは頑張って育てるものであるから。
2.なので夢のような事業計画は、そう思い通りにはいかない可能性が非常に高い。
3.でも売り上げ要求に対するハードルをクリアするための活動で忙殺される可能性が高くね?
以上の理由から、Web2.0ベンチャーのスタートアップにおいては、1〜2年はVCからの出資を受けないでやっていく仕組みを作っていくことが重要な気がしました。お金の流れの部分は雇われなので、全然わからないのですが、それでも売り上げのコミットを実現するために別のことに時間を費やしちゃったりするのはキツイ。肝心のサービスが伸びないという状況には追い込まない方が良いですねという印象です。
でも、お金儲からないと自分が食っていけないので、そこをなんとかしないといけませんね。
お金を出してもらうのは、ある程度形になってきて、これからどうやってステップアップしていこうか?と悩み始めたころにすべきだと感覚的に思います。ただ、これがタイミングが間に合わないと、チャンスを失うので、やはり事前にお金を出してもらえそうな人と話をしておくことは重要でしょう。どうやってやれるのかは未経験につきわかりませんが。
(この後に書いてあった、twitterの話題は、「twitterとは始まりも終わりも必要ないチャットルームである。」に移動しました。すいません)