April 14, 2007
昨日は、仕事が終わった後に、うちの奥さんがいるCSS niteの二次会組に合流して帰ってきました。
Web制作者系の組織というか集まりみたいなのが最近熱くって、鷹野さんのCSS nite、森川さんのW2C、で僕がモデレータで参加しているWebSig、あとは、僕の知らない日本デザイナー協会とかあるようですが、まぁそんなとこ。
W2Cという組織名がキャッチーで浸透力が高くて、ギークよりの人たちの方面でも、ちょこちょこ話を出ているのを見かけました。
セミナーが年間36回、72セッションというとてつもないスケジュールで行われるようです。
実際、それって実現性の面で、どうなんだろうかとか思う人もいるらしいのですが、とりあえず一つ言えること。
やるべき人が、やればできるし、やらなければできない。
だから予想なんてしても無駄。今の予想は、それはあなたの常識で範囲で判断しているに過ぎない。
(つまりあなたが同じ立場に立った場合のあなたの限界を示している)
Websigのモデレータに参加していて、これはつくづく思うことですね。
Websigのモデレータの主要メンバーってみんな経営者なので、めっちゃ忙しいハズなのに、ちゃんと隔月にイベントの定期開催を続けている。
これは端から見ていてスゴイと思います。マジで。
一体、このモチベーションはどこから来るんだろうと、とてつもなく勉強になるわけです。
そして、そのモチベーションこそがWebsigらしさのベースになっています。
よくCSS niteと比較されて、Websigって敷居が高い、とか言われるんですが、とりあえず「ふーん」と聞き流しています。
正直、意味がわからないんですね。
だってプレゼンする人って毎回違うし。別にこういうことを話してくださいってお願いしてるわけじゃないし。あるとすれば、ターゲットとなる参加者に楽しんでもらうために必要そうなことはお願いしたりしています。例えば、セキュリティの話をするときに、ディレクターさんとかが多いので、あまり技術的な話はしないでください、とか。でも、敷居をあげるべくプレゼンそのものに対するバイアスをかけているわけではありません。
あくまでもWeb業界に関わる人として知っておいて欲しいことが前提です。何よりできるだけ幅広くターゲットを決めて、集客を前提に考えなきゃ人集まらないです。
もちろん次回何をやる?という内容を検討するときに、Websigモデレータが思う方向性ってのがあって、それそのものがマッチしないが故に敷居が高いとか言われるのかもしれませんが、まぁそれじゃぁしょうがないよね、って話だと思うんですね。
僕もPerl系イベントは敷居が高いなぁと思って、なかなか動けないんですが、それはものすごく単純に僕がそんなにPerlにコミットできてないし、英語だったり、とかが理由だと思うので、そういうのってあるじゃないですか、誰にでも。
まぁもっと人的な話で、鷹野さんのスーパー気配り術と比較されてしまったら、まぁそれは仕方ないですねっての部分はあるのかもしれませんが、それなら今更どうでも良いやって気もしなくもないです。むしろ、Websig代表の和田さんをミッチーみたいな王子方面に祭り上げてアイドル化しちゃうとか、そっち方向で目立った方が良いような気がします。
僕自身はWebsigのモデレータに参加してるし、おかげさまで鷹野さんとも森川さんとも仲良くお付き合いさせてもらってるんですが、それはそれとして、Websig vs CSS nite vs W2Cという対決姿勢であったり棲み分けみたいなのでBuzzが生まれたら面白いなぁとか思っていたりします。
その見え方の違いってのが、参加者から見たときの各組織のブランド方向性だと思うので、あえて逆手にとって、ヤスヒサさんとか益子さんとかCSS niteの主軸な人たちにWebsigで趣向を変えた話をしてもらったりすると楽しいですね。鷹野さんにCSS niteの作り方について話してもらうとかね。
W2Cの場合は、有償の組織ですからメインは企業向けの趣が強く、それが故に扱う範囲が広いイメージがあるのですが、それもまた参加してない僕のイメージでしかないわけですが、とにもかくにも頑張ってくださいって話ですよ。
今は全て森川さん、頑張ってください!ってことに尽きるわけですから。
##W2Cもまた伝説のOrkutのWeblaborコミュニティのオフから始まった一歩だと思うと、参加しておいて良かった、と思います。あそこでいろんな人と知り合ったんだよなぁ。朝までカラオケ屋にいて、13万円も払った価値があるってもんですよ。(その辺は、こちらにも書いてます。「Web業界」に入った日)