April 14, 2007
僕が検索するキーワードは僕が入力する文章と興味に近いと考えれば当たり前のことかもしれませんが、検索エンジンで自分のblogがひっかかることが多くて困っています。
ほんの一言みたいなのがgoogleの上位に表示されてしまったりすると、ヤバイですね。
口は災いの元。
このblogにまだ全然アクセスがなかった時には、批判系のネタを書くと、何もないエントリーよりも反響が大きかったものです。ただ、それが自分の予想したサイズより大きくなってくると不安になってきます。何よりそんな記事で人に注目されても気持ちの良い物ではありません。
さきほど家の近くに選挙カーが近くにあって、選挙カーの屋根についているPR部分を、画用紙にマジックで名前を書いて手作りで数百円でできました、ということが書いてありました。見た目は小学校の頃作った学級新聞です。
それは政治に金がかかる、ということに対する批判だと思うんですが、その数百円の選挙カーは、選挙にお金がかかるというコンテキストにおいて正当化されるものでしかなく、絶対的に、選挙に立候補する人のPRとしては貧弱な物なわけです。一言で行ってしまえば、宣伝カーの呈をなしていない。
つまり、その選挙カーは、批判のための施策でしかなく、本来の目的である、選挙に出馬する人をPRするための宣伝としては明らかに貧弱なわけです。
これもまた、政治という枠組みの中でこそ存在しうるアピールであって、あぁそういう意味ではこの政党はやっぱり批判をするために存在するのが一番良い立ち位置なんだなと思うわけですね。
アクセスがない時のblogが有利とする立ち位置というのもこれに近い物があって、いわゆる「少数派」(笑)としての立ち回り方をするのは結構オススメ。アクセスが少ないのに、アクセスが多いblogのうなづきをしているだけでは、ネット上ではさしたる存在意義がないわけです。(もちろん、書きたいこと書いてください。)
で、F's Garageなんですが、僕はこのblogがネット上、というよりWeb業界で働く人への存在感などまだまだ低いと思っています。いや、WebSigなどにいくと、よく読んでますとか言われるんで、非常にありがたいし、僕が思ってるよりは知られてるよ、みたいなことを言われたこともあります。
しかしながら、これがアルファブロガーですよ、とかならともかく、別にそんな形があるわけではない。Feed Meterとか、livedoor readerの登録者数とか見ると、なんか割とスゴイじゃんとか思ったりするわけですが、僕もまた自己評価の低いエンジニアですから、なんの実感もなく生きているわけです。
そんな中途半端というか微妙な立ち位置がF's Garageというブログにはあるようで、自分が何気なく書いた批判記事が、なにがしかのネガティブキーワードでgoogleで1位2位とかに表示されてると、何気ない一言が一人歩きしている気がしていて、それってホントにヤバイんじゃないかと思うわけで、もし、気分を害した方がいらっしゃったら、ホントごめんなさい。
#先に言っておきますが、だったら検索エンジンをブロックすれば良いじゃん、とかそういうのとは全然違うので念のため。