March 22, 2007
内容的に全く同じ事を書いても、はてブされるかされないかは、文章の書き方次第である、ということがよくわかりました。はっきりわかったのがややこしいシステムを使わないソースコード管理を書いてのことですね。おかげさまで今現在で、133ものはてブがついています。僕の文章としてはかなり多いです。
okelaさんという方のblogで言及されていたのですが、ソースコード管理の文章は、以下の3つにポイントが絞られます。
1.ソースコードが入ってるフォルダのに年月日をつける。
2.このフォルダを毎日コピーして全部のサイトデータコピーを毎日作っていく。
3.古いフォルダとの差分を意識する。
なので、上記の3つを言うために10行ぐらいの文章にまとめることは難しいことではないと思います。
しかし、もしそれだけを書いたら、F's Garage発の情報では、はてブ数が100を超えることは絶対になかったと思います。
寝る前に勢いだけで書いた部分があって、文章が長すぎるのは認めた上でですが、それはそれなりに理解してもらうための努力をしたのが大きかったのかなぁと思っています。
ところで最近、はてブの人気エントリーで見かけるようになった
「ホームページを作る人のネタ帳」というblog
こちら、スゴイですね。
何がスゴイって文章がとてもわかりやすい。ターゲットユーザーに向けて敷居を下げている。
関連サイトを見ると、Web制作のプロの方のようですので、「ホームページ」という言葉は、敷居を下げるためにあえてつけていることがわかります。多分、blog全体のテイストも狙ってのことでしょう。
特に初心者層が増えてきたはてなブックマークユーザーの心を掴んでいるようで、3月に入ってからは、はてブ数2桁が非常に目立ちます。それと同時にアクセス数もうなぎ登りだそうで、はてなブックマークをうまく利用しているなぁという印象です。
ネタの選び方もそうですが、何より人にわかりやすい文章を書くというのは、とても難しいことだと思うので、とても勉強になりますね。
自分もF's Garageを始めた時には、マニアの日記にありがちな、当たり前のことを一切言わない「知る人ぞ知る」日記に反発して、初めての人にもできるだけわかりやすく書こうと思っていましたが、何か忘れてるんじゃないかなってことを思い知らされました。
「ホームページを作る人のネタ帳」の方は、中小企業などに向けてWeb制作やSEOのコンサルなどを行うのがメイン業務のようですから、はてブを利用して、お仕事が増えているなら、はてブをベースとした一つの生態系ができていることになるわけですが、実際のところどうなんでしょうか。是非、はてブがビジネスにもたらす影響についてお聞きしたいところです。
##で、気がついたんですが、はてブを軸とした話題の流れってのがあって、そこに乗っておけばblogを書くのは楽なんだけど、なんかそれって悔しい。なので、今後は、はてブに上がってるキャッチーな文章になるべく釣られないようにしようかなと思ったりした次第です。ただ昔からネタ元が2ちゃんねるのニュー速板だったりしたんで無理だったらごめんなさい。