March 19, 2007
そういえば面接であったり、エンジニアと話すときには、
「如何にネガティブな点よりポジティブな点を重視できるか」
を意識していたように思える。
中途で会社を転職する人の転職理由は、ほぼ90%の人がネガティブだ。
あれが足りない、これが足りないという理由で、意外と簡単に転職する。
僕らは問いかける
「それは今の会社で、あなたは改善できなかったの?」
これに対する答えがネガティブだったり無気力だったりすると、大体アウト。
(あ、でも場合によっては、こだわりや底力の部分に活路を見出すことはある。別に能天気にポジティブであれば良いわけじゃないので。)
なぜなら、ペーパーボーイはベンチャーだから。
自分で自分の道を見つけていかないと、たぶん、不満に思って辞めちゃうような気がする。
これはペパボも前の会社もそうだった。黙って誰かが手を差し伸べてくれることなんて期待してちゃいけない。そういうときの理由は、「会社の方針がなってない」「上司のビジョンがない」
ない、ないづくしだ。
こういう言い方は身も蓋もないが、あなたの上司も経営の神様でもサービス運営のプロフェッショナルでもない。
みんなで成長していかなきゃいけないんだ。
だから、良いところを重視しよう。
悪いところも誰かがチェックしてフォローしなきゃいけないけど、それを率先して自分でやろう。
9の良い点と1の悪い点、ひょっとしたら、ものすごく可能性のある1の良い点と、9の悪い点かもしれない。この1の良い点を信じて、9の悪い点を駆逐するために働くのがベンチャーだと思う。じゃないと、googleでいいじゃん、Amazonでいいじゃん、楽天でいいじゃん、という答えにしかならない。
この究極は、「ネットいらないじゃん。」となる。そこは根拠なく否定するけど、ぼくからすると、あなたの発想はそう見える。
梅田さんのエントリーを見て、大人的視点で見るとレス欄が気持ち悪かった。自己啓発セミナーっぽい。某グループの某宣言と同じノリだ。たぶん。
直感を信じろ、自分を信じろ、好きを貫け、人を褒めろ、人の粗探ししてる暇があったら自分で何かやれ。
でも、Lingrのチャットログを見て、こう書こうと思う気持ちは受け取れたような気がする。少なくともはてなダイアリーだけを見るよりは共感できた。
たぶん、これを本気で逃げてしまう大人はネットでビジネスを考える人はダメなんだと思う。
よって後方部隊で開発する人もこのノリについていけなくなる。そこにある「ある」が見えないから、「ない、ない」となってしまうから。
仕事開始して、いきなりMT立ちあげちゃったので、もう終わり。文章全然考察してません。ツッコミどころ満載ですが、昨日から漠然と考えていて、なんとなく吐き出さないと仕事に向きあいにくかったので、失礼。