March 09, 2007
いろいろあって忘れてしまいそうなのでメモ的に。
■寄稿関連
リアルタイムな仕事絡みの話を書くのは、なんというか気が引けるのですが、以下の記事を書きました。
通販旬報さんの業界リレーコラム
コーポレートサイト+ECサイトを作る場合の選択肢
技術評論社さんの「2007年のWeb」
誰もが情報発信する喜びを
■rimoとoreseg
rimoは申し訳ないけど、モー娘。がいきなり出てきて引きました。
あぁマスメディア指向なのね。これは、と。
昔、winnyを使ってみて、自分が興味あるものが見つからなくて、エロ動画を漁ってみて、なんだWebのエロサイトサンプルの方が早くて良いじゃんとか、winnyは向いてないと思ったものですが、それに近かった。僕の趣向がニッチなんでしょうね。
そんな視点から、多様性、ニッチが身上のインターネットの中で、はてなは情報をマス的にまとめあげるセンスがあるよなぁと思った次第。はてブに似てるかな。
でも、やっぱり動画が止まってしまうのは僕も嫌いで、昔、SMEのmorrichが専用プレーヤー上で動画番組を流しっぱなしにしてたんだけど、あれは良かった。
ただ僕自身がyoutubeの動画ってほとんど見ないので、あまり見てません。帰りが遅いせいか、animax見てるだけで精一杯です。ニコ動ぐらいちゃんと見ておかねば。
こういう感覚ってヤバイのかな。
■全文検索おもしろい。
このサーバにsenna を入れました。
いろいろぶちこんで簡単にand検索とかできるから、良いよなぁ。
録画したTVとネット上のメタデータをなんとか結びつけて、毎日録画されてるハズのWBSとメタデータを結びつけてTV番組管理システムとか作りたいんだよねぇ。そろそろplaggerへのニーズが思いつくかも、とか思ったりしてる。
■セカンドライフに焦燥感
セカンドライフすげーとか偉そうなことをCNET読者blogとかで書いておきながら、使い方がわかりません。
誰か教えてください(w
WebSigでセカンドライフネタやれたらいいなぁと思うんですが、何より使い方講習からだよね。きっと。
■本
Webブランディングの入門教科書を読み中。
自社サイトを作りたい企業担当者と、制作会社の人は読むべし。
書評エントリをあげるつもりなんだけど、Web制作者の存在意義の部分で、「紙と鉛筆」を思い出しました。
Webページって誰でも作れるし、HTMLって最低限何かを表示するための敷居はかなり低いと思うんですが、同じく、紙と鉛筆さえあれば、誰でも絵も文章も描けるわけだけど、人を感動させる絵とか、何かを訴える絵や文章を書くのは、やっぱりプロ級の腕が必要で、それがWebの場合は継続的なメンテナンスとか、コミットメントとかが必要で、そのベースに、企業自身のブランディングに対するビジョンって必要で、そういう面をうまく引き出すためにはWebのプロがついてた方が良いよね、というのは納得。コンサルに近い。
■動画
アップルのサイトトップが、いきなしQTで動画流れるのって凄いね。
時代が変わったなぁって思った。素敵。QT自体が重いんだけどね(w
■WebSig
次回 3/17のWebSigは、デザイン/クリエイティブ系の企画です。
多分、僕がWebSigに参加し始めてからそっち系は初めてかもしれないな。
楽しみです。
■ECの人はEC?
僕自身は別にECの人でもなんでもないと思ってるんですが、ECの人はECで会社を渡っていくものなのでしょうか。
■昔のFlash4
Flash4の頃に、画像をアップロードして、Tシャツ画面上でドラッグアンドロップしたり画像の拡大縮小回転をしたり、日本語の文字を入れたりして編集すると、そのデザインのTシャツが買えるってサイトを作ったんだけど、そういえばあの頃のFlash4ってのは、ActionScriptを手打ちできなかったんだよなぁ。(あれ、嘘だっけ?手打ちできるのは5からだったよねぇ?)日本語フォントはMacromedia Generatorというサーバプロダクトを使ってswfを動的生成して、loadmovieしてた。
よく作ったわ。だから、少々のスパゲッティコードなんて、別になんとも思わんよ。
ところで、クライアントの担当の人は、画像を自分でアップロードできるだけじゃなくて、クリエイターが作ったイラストとかを買えるようにしたいって言ってたんだけど、Web2.0とか言われる今ならもっと良い感じで実現できたかもなぁと思った。5年は早かった。それにドロップシッピングの先駆けである、日本語Tシャツとか時流にも乗れたしね。いやはや残念。
■サマンサタバサのECサイト
ってまだ見てないんだけど、WBSか何かで、「今までにないサイトを作った」って言ってたんだけど、いやいや、別に「今までになかった」んじゃなくて、今まで生き残らなかっただけですよ。昔から、3Dインターフェースにしてみたり、変わったオールフラッシュの物販サイトってありましたから。
なんとなくWeb1.0ってのが、今生き残ってる会社だけを見て、なんてつまらないんだろう、とか思ったりする人もいるのかもしれないけど、そうじゃなくて、生き残らなかっただけですから。
何故生き残らなかったかっていうと、アイディアや開発技術が未熟だったのはあったのかもしれないけど、Flashだって今より明らかに嫌われてたし、ナローバンドだし、Webの認知がまだまだだから、商品競争力自体がなかったりとか、いろいろあったよ。
ただ、気をつけなきゃ行けないのは、3度目の正直という言葉があるとおり、昔失敗したからと言って、今も失敗するとは限らないというのは重要で、変な経験則から宝の山を避けるような真似は避けたいいと思っています。
肌感覚として、企画書レベルではこの7年ぐらいのWebはものすごく進化してるようには思えない。積み重なったのは、みんなが頑張って成功した各社の成功事例、検索エンジンとアマゾンアソシエイト、googleの広告モデルによる無料サイトビジネスの確立で、Web2.0という言葉。あとはニコニコ動画か。
まぁ冒頭にリンクを張った技術評論社さんのサイトに書いたコラムにある「変化は連続的」ってあたりに繋がるんだけど。連続的だと変化が見えないだけなのかもしれない。