March 01, 2007
…けど、なくなることはない。
何故なら、
・PCは本来クリエイティブな人のためのものである。
・PCは携帯電話向けのソフトウェアやWebサイトの生産装置だ。
・PCは常に携帯電話よりも性能が高くて高速だ。面白いものは必ずPCから出てくる。
本来PCが不要だった人は、PCから適切な専用機器に移行するでしょう。当たり前のこと。
でも面白いことや、クリエイティブなことをやりたい人たちはPCを使い続けます。
パソコン見放す20代「下流」携帯族
>ここに浮かぶのは「格差社会」ではないのか。PCが操作性や安定性から
>みて未熟な製品であることは事実だが、ホワイトカラーは当分、PC
>インフラに依存しなければ仕事ができない。しかしブルーカラー、
>あるいはフリーターは必ずしもPCを必要としない。ノートブックで
>十数万、デスクトップで最低7~8万円するPCを買うカネも時間も
>置く場所もないのだ。
>彼らが20代の「PC音痴ネットユーザー」である親指族の正体なのである。
ネットの仕事をしていると、まるであらゆる人がパソコンを使ってるような気になるけど、僕の肌感覚から言うと、上記に当てはまる人は、パソコンそのものを買う必要がなかった人だと思うが、決して「格差」ではない。
パソコンの普及率は6割を超えているそうだが、なんとなく買ってしまった人も相当数含まれていると思うので、アクティブ率は遙かに低いのではないでしょうか。6割という数値が実感としてイメージできない。
たとえ大卒理系でエンジニアやっててもパソコンを家に必要としてないって人は多いと思います。スーパーの安売り情報とか、クーポン券、海外に友達が転勤したからとか、子供の写真ため、などの理由で買うことはあるでしょう。
当然、mixiなんて知らないし必要もしていない。大学の同級生とか、何かのきっかけで友達伝いで入会することはあるかもしれない。そういう人も、mixiモバイルのPVを支えているんじゃないのかな。(そういう人たちをつかむこと重要。広告のコンバージョンレートも高いと思う。)
新しいパソコンが出たらこぞって買う僕らが圧倒的に特殊です。
パソコンなんて持ってて当たり前的という、そのベースの発想が違うと思いました。別にパソコンなんてもってなくても生きていけます。器用な人は、それでも仕事はできて、会社だけでパソコン使ってる人います。
格差社会もなにも、そういう日本であるってことを知るだけだと僕は思っています。
なので見方としては元々PCを必要としなかった人たちが、携帯というインターフェースをきっかけにIPを使っていることこそが重要で、ネットでリーチ可能なユーザの母数が増えているということを素直に喜んでおけばいいんじゃないでしょうか?(こういう人は、特定のサイトにしかいかないのかもしれませんけどね。)
そうすれば自ずとやるべきことが見えてくると思いますけどね。