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藤川真一について


初代モバツイ開発者
想創社再創業 / KMD博士課程
著書〜100万人から教わったウェブサービスの極意―「モバツイ」開発1268日の知恵と視点 [Kindle版]
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February 24, 2007

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昨日行った第4回 WOM勉強会から思ったことです。

雑多な内容なのと、全然、そこでしゃべってないことも書いていますのでログではありません。あしからず。

■ランキングの魔力。でも評価、比較され負けるのは嫌

・ある程度の抽象化は必要。抽象化されすぎても面白くないけど、リアルに直結しすぎると辛いことも。

例えば・・・マイミク100人以上って信用できないよね、、、とか言う意味のわからない価値基準。
ともだちひゃくにんできるかな〜♪とか言うリアル基準で考えるとmixiは結構コンプレックスを抱く人もいるそうだが、それは自分のリアル友達基準で比較するから。

・近所と同じ車に乗りたくない。でも先に買うのは優越感。ネットはこのしがらみから解放される。

■ランキングというきっかけで世界を作る
・はてブ数、マイミク数、アメブロランキング等々。

■せっかくお金使うのなら、クチコミの対価にお金を払うことでブロガーと知り合う「きっかけ」ができたと考えてみたらいかがでしょう。

・そういえば遠い昔、自分がデジハリに行って良かったなと思ったのは、カリキュラムではなく、人が集まる「環境」だった。卒業制作はカリキュラムにないFlash使ってたしね。

・出会いを大事にしよう。お金を出す側もやらせる側も信頼できるアクティブコンシューマーを育ててみたらどう?

少なくとも全然ITリテラシーが低いわけじゃないし、その環境にたどり着いている以上、何かはクリアしている人たちと考えることは可能。

・モチベーションマネジメント、コーチングの世界なのかな。
それって、どことなくネットワークビジネスに近(ry....


■企業側も丸投げはイクナイ。
・結局、乗りこなせない企業が丸投げしちゃったりして、代理する業者も案件をこなすしかできない。数に走らざるを得ない。

・あまり有効ではない数値目標で業者側が制約を受ける?!
これって何を目標にすれば社内で正当化できるのかわからない、ということだと思う。

・多分こういうのは、お金を出す側の担当者の熱意以上の成果は得られない。
一流の担当者が一流のbuzzを得られる。手段は外注でOK。Buzzのクオリティは担当者が作れるんじゃないだろうか。


■レビュー文章をコピペすることでは評価されない生態系を作るべき。

SEO目的で、たった1hopのリンクを買うのなら、文章のコピペみたいなレビューでも良いでしょう。実際、それでもSEO効果はあります。

しかし、その書き込みが、さらなるリンクを生み、そこからお金が流れる2hops、3hops....にもその影響が広がるレバレッジ効果・・・「本当のクチコミ」を狙うなら、レビューの品質重要。

もし、1hopしか得られないレビューばかりだったら商品品質として甘くね?


■TV CMと、クチコミマーケティングの違い。

既存CMの高品質なbuzz = 商品 + 広告代理店の確立されたワークフロー

メソッドが完成している。

クチコミマーケティングは、高品質なbuzzを生み出す方法が確立していない。
(だからこういう勉強会が存在しうる。)

・・・当たり前か。

■今の結論
お金でbuzzを買うのはアテンションを集めるきっかけとしてならアリかな、と。要はその運用の問題で、ポジティブなクチコミを誘発するネットワークを作ってアクティブコンシューマーを育てるための原資にすべき。

そのスポンサーとしての広告主という考え方。

可能なら若干抽象的な競争原理を導入して、ポジティブなコミュニケーションの醸造と、コンテンツの品質向上に寄与すると良いですね。

え、・・・要するにブロガーズネットワークってこと?(w

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