February 19, 2007
Parallels楽しいですね。
Macのファイルをdf.exeにドラッグして差分取れちゃうんだもんなぁ。
もうすぐリリースされる現在ベータ版のParallelsをインストールすると、Windowsのウインドウ単位でMac OS上に表示されるようになっているため、Macのウインドウと協調できるようになっているのがものすごく大きなメリットになっています。
更にMac側のデータが全部Windows側から共有されているので、Mac側のApacheのバーチャルホストに設定されてるディレクトリをWindows上のEclipseでプロジェクトとしてマウントできちゃったりするわけです。
開発でよくやるLinuxマシンの開発テスト環境を、WindowsのEclipseで編集すると言ったことがMac上で一台でできてしまうわけです。
MacにもEclipseはありますが、安定性は確実にWindows版の方がよい印象があります。(何回か落ちて使う気がなくなったので今は知りませんが。)、変り種としてはEclipseベースのAptanaというAjax IDEがありますが、これもMacでは全然動きません。
Java開発の場合は、Pure Javaで済むうちはWindows環境とLinux環境とではそんなに変わらないので、開発時はWindowsで進めて、テストに近づくまでLinux環境で動かさなくてもさして問題になりませんが、PHPの場合はWindows環境では動かないライブラリとかがあるので、僕の見解としてはテスト環境も含めてUnixクローンの環境で開発をやったほうが有利です。
そういうのがMac + Parallels上では一台でできてしまいます。
ということで、 ParallelsにXPを入れて、Macで幸せになるためにインストールしたソフトをご紹介します。
■1.FFFTP
Macのデスクトップから使い慣れたFFFTPでファイルの送受信できます。地味に感動しました。
■2.Eclipse
ライトウェイト開発にもこのヘビー級ツールは力を発揮します。安定性を取ってWindows側で動かしています。
PHPEclipseプラグインを入れておけば、PHPのプロジェクトで関数呼び出し元ソースを一発呼び出ししてくれたり、PHPのヘルプを一発呼び出しできたりします。
■3.Peggy Pad
開発用途でお気に入りのテキストエディタです。Eclipseのエディタがうまく扱えないものはこちらに流しています。Peggy Proという有償版エディタのフリー版ですが、Eclipseを使うのであれば、サブエディタとしてお勧めです。
carbon emacsなどはあまり得意じゃないんですよね。やっぱりCtr + C , Ctrl + Vが使えないとね。
■4.Tombo
暗号化機能を持ったメモ管理ツールです。
ファイル単位で暗号化してくれるのと、復号化する際は、あくまでメモリ上で展開するだけでファイルが実際に展開されるわけじゃないというのがポイントです。(こういうのが他に見つからない)
ネットの接続情報などをメモっています。たとえばこのファイルをモバイルノートにもそのまま持って行きたい場合に、パソコンが盗まれても接続情報などが見られないようにしています。
Mac版がないので、わざわざ他のWindowsマシンにリモートログインして使っていましたが、このたびネイティブに使えるようになりました。ネットワークドライブでファイルサーバのファイルを編集しています。
他にも grepなどを使うのに秀丸なんかも入ってると良いですね。Webサーバのアクセスログとか、XMLに切り出したデータベースとか巨大なテキストファイルを扱うなら秀丸の方が良いです。
■5.DF.exe
GUI上で差分を教えてくれるツールです。シンプルで使いやすいのでとてもお気に入りです。
差分反映などのファイルに書き込む機能がないのですが、操作ミスで書き換えることがないので安全に使えます。
バージョン管理システムなどを使った自動リリース機能などの運用ができていないときにはリリース前に必須のツールではないでしょうか。少なくともこれを使ってリリース前に差分チェックしてからリリースするようにしていれば、リリースミスなどは起きないと思います。
開発だけじゃなくて、HTMLの制作をする人にもおすすめです。フォルダを丸ごとドラッグして差異を調べられます。
■6.Real VNCクライアント
Real VNCのサーバを他のWindowsマシンに入れた場合、MacでもChicken of the VNCで接続できますが、どうにもパフォーマンスが良くない。いろいろ調整してみたつもりですが、どうしてもネイティブのReal VNCクライアントの方が有利です。
TV で動画を再生したり音楽を流すための据え置き型のWindowsマシンが別にあるので、そいつをVNCでコントロールしています。
■7.リモートデスクトップクライアント
Windowsのリモートデスクトップにログインするときに使うクライアントツールです。
VNCよりもはるかに高速に使うことができ、遠隔地のマシンにログインして、普通に一日仕事することも可能です。
ただ、あくまでも向こうにあるパソコンをそのままコントロールするというのとはちょっと違うので、VNCとは適材適所で使うことになります。具体的には、これ経由でアクセスして向こうにあるパソコンからTVに画面出力するためのコントロールなどはできません。
Mac版にもMS純正のリモートデスクトップクライアントがありますが、起動が遅くてイマイチ。
■8.おまけ.どこでもLAN
GMOが提供するVPNのASPサービスのクライアントツールです。
これを使って遠隔地のマシンとVPNを経由して接続しています。
ここで挙げたのは、こういうWindows専用のネットワークツールが世の中には沢山あるということが言いたかっただけです。Macではどうも見あたらないputtyとかWinSCPとかも。
(??putty?? http://putty.darwinports.com/ )
他にもGyaoを見るためにWindows Media Player+IEとかVisio使いたいとかいろいろあると思うんですが、とりあえず今の僕に必要なものを挙げてみました。
Parallels上でXPを快適に動かす場合、Macのメモリは最低2GBは必要ですのでMacBookの人で1GBの人はメモリを買いなおしましょう。かなり安くなったのでお買い得ですよ。Vistaは使ったことありませんが、多分、お勧めできません。MacBookProじゃないとメモリが足りないと思う。
僕はこれを二枚買いました↓
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Parallelsは、海外の本家サイトからオンラインで購入したほうが良いでしょう。
日本語版は日本語マニュアルとサポート(?)がついて、+1万円になっちゃってます。また、ローカライズ版を購入してもベータ版にシリアルが通らないそうですのでご注意を。